世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

再会


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今年後半は「再会」の多い年でした。
むかし会ったいろんなたくさんの人に再会し懐かしい話や近況を報告し合いました。
12年ぶりとか、10年ぶりとか、6年ぶりとか2年ぶりとか。
基本的にお互いベースはそれほど変わってないんだけど、着実に安定しておとなになっている。
当たり前なんだけど、もう道に迷って迷走してる人って少ないですね、さすがに。
話を聞いてついつい、すごいなあ、立派だなあって思います。


そして今年は再会だけじゃなく辛い別れもありました。
1人目の突然の訃報はなんだか夢みたいな感じで今でも実感がない。
2人目の訃報を聞いたのは11月の終わり。
「この人が亡くなる時がきたら、私は世界のどこからも駆けつけて花を弔いたい」
あの頃はそう思ってたけど、現実はなかなかそうもいかなくて実行できない自分が情けない。
だけど彼らが遠くに逝ってからというもの、頻繁にその人たちを思い出すようになりました。
折りに触れてそうやって幾度となく思い出しては寂しくなります。
誰かを失うということは、悲しいというよりも寂しいことなのですね。


時はそうやってゆっくりと歯車を回転させて少しずつ変わっている。
私は時々そのペースにすら乗れず、1人同じところをずっと足踏みしてるような気持ちになります。
それは焦りとは違うけど、置いて行かれるような孤独な気持ち。
日常の生活はめまぐるしく過ぎ去って行くからそんな小さなことには普段気づきもしないけど、もしかしたらどこかに盲点があって、あとになったらもう取り戻せなくなる。そんな漠然とした不安にかられてしまった。



だからいい音楽を聴いて寝ます。



今年一年間、どうもありがとうございました。
みなさんもどうぞ良いお年をお迎えください。
来年も健康でありますように。