いわゆるショッピングモールの原型といってもよろしいかと思います。
イスタンブールは今でもこのバザールが大活躍しており、私がチャイのグラスをどこで買えばいい?とホテルの人に聞くと「バザール」と即答されるほど、市民にはまだ浸透しているようです。
ただし、実際は
バザール内は観光客目当てのぼったくり。
バザール場外が地元に根付いたお店が多い。
という印象でした。
これ、なんでしょう。
ヒント
答え。
水タバコ。
って、肝心の水タバコが写ってない・・・。
水タバコカフェ。
むかし、わたし、水タバコは麻薬だと思っていたのですが違うんですよね?
ピピッとくる絨毯とかないかなあ~。そろそろここらで本気で探さないと。
あんまり大きい絨毯は無理なので小さいカーペットみたいなのでいいんだけどな。
心をつかんで離さないほどのダサいおみやげは予想を反してなかなか見つかりません。
ここらでトルコ絨毯の値段調査開始。
バザールでは絶対に買っちゃいけないとのことなのでとりあえず参考までに。
すると意外と安いの。
1万円くらいだと言う。
ち、中国製だったりして。。。
(結構そういうのあるらしい)
これはホンモノ、本気で高い部類。
とりあえずバザールの中に入ります。
(入り口がわかりづらくて迷ってへんなレストランの厨房に入っちゃったりして大変でした)
思ったほど危なくない!
危険センサー、まったく点灯しません。
絨毯屋、トルコランプ屋、スパイス屋、Tシャツ屋、シルク屋、民芸品屋、ガラス屋、シルバー屋、靴屋などがこれでもかというほど似たようなパターンの店構えでずらりと並んでいました。
このランプ屋はテレビで何度かみたことがある。
日本の女の子がレポートしていて、脇でトルコ人がデレッデレだった。
立派なスークです。
天井のラピスラズリの青が映えます。
映画の舞台としても有名なバザール、一番直近ですと007でジェームスボンドが敵に追われてこの天井をバイクで突っ走ってます(あれはミッションインポッシブルの方だったかも)。
とにかく広いので完全に迷子になります。
あのお店でみたあれが欲しいからまた戻ろう、なんて思っても二度とたどり着きません。
それだけ広いのです。
ここでいつもの女子会の友達に、オリエンタルな装飾のついたミラーを買いました。
うっかり適当に買うとミラーが割れてたり装飾が取れてたりしたのでしっかりチェックしました。
あの中央にあるのは「傾いたキオスク」と呼ばれている建物。
このバザールが出来た当初から残っている建物なんですって。
たしか昔は両替所だった、という由縁があったような気がしますが、うろ覚え。
ハーブティーを売るお店。
ここのカフェがあまりにもファンシーでかわいくて大絶賛したら名刺をくれたトルコ人のおねえさん。店内がかわいかったんです、店内が。
ここでもトルコのインテリアにかなり触発されました。
トルコの伝統菓子。
くるみアレルギーのため、中東のお菓子はちょっと簡単には味見できません。
カレーの王様がいるようなご家庭ならこういうところでスパイス買うべき。すごい種類だから。
思い出した。
角のTシャツやさんで中国のオバさまにからまれたトルコ人がいた。売り物のスカーフを手にしてホンモノのシルクかどうかと押し問答をしていましたが、それを見分けるのはどこの国よりもおたく様らが一番得意なんじゃないのかなーなんて思っちゃった。
天井は自然光が入る仕組み。
よく考えてる。
当時はランプと自然光しかなくてもっと暗かったでしょうから。
修復していない天井部分はご覧の通り。
今までいろんなスーク(バザール)を見て来たけどここが一番立派だった。
やっぱ相当栄えたんでしょうね。
力もあってお金もあった。
モロッコのマラケシュのスークは建物じゃなくてテントのような幕が天井でしたから、それと比べると雲泥の差です。あっちはもっと古めかしくて、完全に時代が止まってました。鉛筆一本買いにくるにもここしかないのか、と感動した記憶があります。私たちはすっかり便利な時代に生きてるから、ペンを買いにはるばる町の中心に出かける、なんて行為はもうしませんものね。
バザール、出る。
現金両替したい。
場外の両替所が一番レートいいって書いてあったから探したくて。
(実際、むちゃくちゃ良かったです)
絨毯を運ぶおじさん。
これはどうもグランバザールの正門らしいです。
昔の王様が建てた、一番最初の門だって聞きました。
そしてみてください。
売れもしなそうなガラクタ市をやってますが、男の人しかいません。
しかもここでまた通りがかりの人に肘鉄を頭にくらってすごい頭にきました。
(トルコで2回目)
ネコが・・・生肉を・・・食らう・・・。動物好きの私もさすがにドン引きました。
そしてこのあたりを歩いていたらアラブの石油王の妻(ド美人)みたいな人に呼び止められて写真を撮ってくれと言われたのでハイハイと思ってカメラを預かろうとすると、私と一緒に撮りたいんだって。
だから仕方なく笑顔でポーズ。
芸能人でもあるまいし、町のあちこちでしかも女性に声をかけられると正直とっても複雑です。
日本人だと分かって写真を求めてくる人もいれば、日本人ぽくないと言って信じて疑わない人もいる。
イスタンブールでも歩けば歩くほどしょっちゅうそんなふうなことがありました。
でも大方のトルコ人は若干シャイ。
馴れ馴れしく話しかけてくるのは商売してる呼び込みくらいなのでウザったさは思ったほどありませんでした。親日家として有名なトルコですが、私は正直この旅でそこまで親日を感じたことはあまりありません。もしかして親日だと思っているのは・・・日本人だけだったりして。