なかなかおもしろいオブジェです。
水が流れているところをぜひ見てみたかった。
このあと、地元のジュエリー屋さんを見つけてそこで一時間くらい長居してしまう。
いつも海外に行くと気に入れば必ずいくつか買って帰ります。
安いですしね。
日本にはないセンスがありますから。
今回もいくつか買ったのですが、濃いめの茶色のレザーとシルバーのブレスが気に入っています。
だけどちょっとゆるいので落としたら死にたい気分になるのでまだ一度も使ってません。
お店の人がとても親切でした。
私のビーチグッズを見て「重いでしょう」とレジ横に預かってくれました。
そして巨大なゴールデンレトリバーがいて私にスリスリしてきて、そんなことされるともうメロメロになって犬と一緒に果てしなく遊びたくなっちゃうんですが、一応大人だし店内だし他人様のワンチャンなので自制心を必死にこらえました。無礼な行為かと遠慮して写真を撮るのを控えるようにしているのですが、あとになっていつも後悔しちゃうんだなこれが。
で、店内にはイタリア人のオバさま3人組も同様にお買い物。残念だけど全部会話分かっちゃう。いちいちお店の照明が明る過ぎてジュエリーが映えないだのなんだのウンチク語ってましたが、お店の人はフランス語で必死に応戦。だけど、イタリア人(語)とフランス人(語)って隣同士なのにどうしてこうも噛み合ないのだろうといつも不思議に思います。この時も全く通じ合ってませんでした。
そして夜ご飯、未だ食欲なし。
散々呼び込むから期待して入ったら思わずおかしくてつっこまずにはいられなかったんだけど・・・
ケバブもうどこにも残ってないじゃん!
見て下さい、鉄棒を。
どこにお肉がくっついてるんですか。
お店の人は下の受け皿に少しだけ残ってるカスでケバブを作ってくれました。
普通に美味しいですよ、カスでも。
だけど味が薄い。
こっそり塩かけちゃった。
どうやら私が最後のお客さん、お店は店じまいを始める。
お店にいた女の子がものすごーーーーーーーーーーーーーーーい仰天顔で私を見ている。
バックから抗菌ウェットティッシュを出して手を拭いてる間も仰天していて、カバンからメモとかガイドブック出してる時も仰天していました。
あんなに不躾にジロジロ見られたのも久しぶりでした。
食後にチャイ。
トルコ旅行中のチャイには何度も癒されました。
熱々で濃くて申し分ない。
今思うとやっぱり相当弱ってたんだと思います。
自覚はあまりなかったですが。
仰天ガールとカスをかき集めて作ってくれたケバブのお礼にチップ置いて出る。
そしてお店を出るとあっという間に夜の帳が・・・。
トルコって夜暗くなるのが日本の夏と同じくらいでちょっと寂しい。
19時30分にはもう太陽はとっくに山の向こうへ。
ということで夜のカルカン歩きへ。
夜はこれから!
というところでホテルに戻る。
帰り道を歩いていたらすぐに怪しいトルコ人につけられているっぽいことに気付く。
本当につけてるだけなのか、ただ方向が一緒なのか分からないからあれこれ道を変えてみたらどこまでもついてくるので、賑やかなお店のある反対側の歩道へ渡って逆方向に戻り、タクシーに乗って帰りました。カルカンのタクシー、超ド級にぼったくりなんですけどね・・・仕方がない。ここはぼったくられるしかないですね。彼らの冬眠時期分の生活費なんで。
ホテルに帰って舌うち!
むちゃくちゃ雰囲気いいじゃない、もっと早く帰ってくればよかった!!
ブールサイドのレストランは大盛況(写真なし)。
ここで簡単に食事でもよかったけど、夜のレストランに1人はさすがに気が引けます。
昼なら全然平気なんですけど。
ベットの枕カバーも全部交換してくれている。
いい香りの柔軟剤と木の香りがたまりません。
天井にぶら下がっているのは蚊帳です。
顔と腕のあたりにちょうど覆いかぶさる感じです。
夜のお部屋も最高でした。
薄暗いのが好きなのでこれくらいの間接照明で十分。
(実際の肉眼ではもうちょっと明るいです)
買ってきたジュエリーの包装がかわいかったので写真撮る。
でもなんといってもこの切り株のテーブルに手作り刺繍の組み合わせ。
ハードとソフトの組み合わせの良い例。
ここにいればいるほどどんどん目からウロコが剥がれ落ちていくようです。
さて、満天の星を眺めながら本でも読もうかな、と思ってバルコニーに行くと満天の星は見えませんでした。レストランが閉まり始めてもっと暗くなったら見えるかなと思って室内に戻ると・・・
みたこともない昆虫が灯りの方に向かって床をノソノソ歩いていました。
あまりにもの恐怖でベットに避難し蚊帳を被ってどうしようと思っている間にそのまま寝てしまった。
こうやって、ホテルの夜を楽しむことができずに二晩目も過ぎ去ってしまったのでした。。。
次の日はついにカルカンとお別れです(涙)。
こんな不完全燃焼でお別れなんてやだ!!