世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

カッパドキアの事件について

今朝カッパドキアで日本人女性が死傷されたニュースを聞いて、「beabeaも危機一髪だったのでは?」と(仮に)思い出して下さった方がいたらどうもありがとうございます。昼間も友達から同様のメールもらいました。


カッパドキアは比較的治安のいいところ、というイメージがあるだけに残念でなりませんが、やはりそこは海外ですからあなどれませんね。今回は女の子2人で自転車に乗ってまわっていたそうですが、事件のあった「ゼミ渓谷」とは聞いたこともない地名ですしガイドブックにも載ってません。(前にも触れたように)ギョレメから自転車で遠出するのは相当の体力がいりますから、女子2人が行ける範囲を想像するとさほど遠い場所ではなかったんじゃないかなと思います。カッパドキアはツアーに入るのが一般的ですし、ましてや渓谷なんてガイドなしでは行けません。迷子になったら最後です、おそらく携帯も繋がらないでしょうから。


でもこういうことってもしかしたら自分にも降り掛かってくるかもしれないから気をつけないといけませんね。改めて身の引き締まる思いです。私も一人旅の時は思い上がりのないように気をつけようといつも必ず自分に言い聞かせていますが、次回もさらに気をつけます。

無事だったのはたまたま運がよかっただけ。
あとは自分の中での「危険センサー(ほとんどが根拠のない直感)」をむちゃくちゃ頼ってます。



トルコは近頃なかなか不安定要素が多くてこないだのイスタンブールの開発デモや隣国シリア情勢、気球墜落に今回の死傷事件と悪いニュースが続いていますが、基本的に真面目で実直な国民性だと今回の旅を通して感じています(五輪誘致の落選は間違いなく関係ないでしょう)。また、事件の犯人はもしかしたら外国籍の人物かもしれないし、サイコなトルコ人かもしれない。でもこういうケースってなにもトルコに限ったことじゃないからいつでもどこでもしっかりと、危機管理は怠らず、慣れにおごらずにしっかりと自己防衛していかないとなりません。私だってトレドで会った変態とサイコ野郎に何もされずに済んだのは相手にしなかったのと超ダッシュで走ったから事なきを得たのかもしれません。


ただ、トルコがイスラムという背景によってさらなる警戒心と偏見を助長しなければいいなあと思います。どうしても発展途上でわからずやのイスラムのイメージが張り付いていることの方が多いと思うので。