5月のカッパドキアの昼間は今の日本と同じくらいの日射しがありましたので、それをイメージして進んでみて下さい。
さて、ハンサムじいさんのところをあとに、目指すはあそこ。
ウチヒサール。
ハンサムじいさん、さようなら。
(左の小屋がさきほど立ち寄ったじいさんのいるおみやげやさん)
ウチヒサールに行くには、車道じゃなくこっちの崖沿いを行く方が近いっていうから来た。
歩きながら絶景を眺める。こういうところ、歩かないと見れない景色。
だから歩くのはさほど苦にならない。
当然、自分以外誰もいない。
風もない。
日射しが容赦なく照りつけるだけ。
あとになって、この一帯を「ピジョンバレー」と呼ぶことを知る。
野道にはこんな可愛らしいお花が咲いているかと思えば、
刺がスニーカーを突き破って刺さるほどの草木も映えている。
この小さな刺が知らない間に靴ひもにくっついていて、素肌を何度か攻撃された。
そのたびにこの風景を思い出しては「ハンサムじいさんめ」と呪いの言葉を心で叫ぶ。
ここの道、結構冒険でした。
このまま崖沿いに行くととんでもない方向へ行ってしまいそうだったので、途中で国道の方へ抜けたくとも、向こう側に行く為には大きな溝を飛び越えなければならず、ちょっと焦りました。
どっかのバス会社の駐車場に出て、そこから国道へ行けましたが、バス会社の人は崖の向こうから1人のアジア人がいきなり登場したのでさぞかしビックリしたことと思います。
こう見えても一応六本木OLです。
そうして歩いているうちに、な、なんと衝撃の看板を発見。
なんですって!
こっちがホンモノのパノラマスポットなんじゃないの?!
ちなみにさっき通ったハンサムじいさんのところの看板はこれ。
明らかに違うねこれは。
まあいっか、と思ってこっちのパノラマにも立ち寄ることに。
崖沿いに小道があって、そこにおみやげやさんがズラリ。
観光客もたくさん。
ずーっと日に当たってきたので木陰がありがたい。
おみやげやをひやかしに。
あら、天然石。
トルコ石も混じってる。
でも別に石マニアでもないしなあ。
ちなみにトルコ石ってトルコが発祥ではないんだそうです。
すごいガラクタ。
ちなみに、銅で出来たランプの置き物、いくら?って聞いたら20トルコリラ(1,000円)って言われてざっけんなよと思いました。トルコ石でできたネックレスとセットで買ったらおまけしてくれると言われましたが・・・やめておきました。
今思えば買っておけばよかったかなあ。。。(そしていつかダサいおみやげとなるのだろうか)
カフェも併設されていましたが、あまりの暑さに日向の席は誰も座ってませんでした。
ただし、ここから見る夕焼けは絶景なのでしょう。
想像するだけで鳥肌が立ちそうです。
写真スポット。
ここで誰かに写真撮ってもらおうと思いましたが、はずかしくてやめておきました。
トルコの国旗って真っ赤でとても映える。
どこかでこうやってこの赤い旗を見ると「ああ、トルコにきてるんだなあ」って実感したものでした。
スカーフの中に顔だけのマネキンが埋もれていて、しかも鼻の頭が欠けていました。
マンマミーア。
ここでベンチに座って水分補給して、小学生の団体が記念写真撮っているのを眺めたりしているうちに時間がどんどん経っていくので、再び歩き始めることに。
なんかこういう素朴な場所って癒し系。
再び歩く。
歩く。
もうすぐウチヒサール。