世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

バルーン着陸作戦

さて、バルーンツアーの続きです。


てっぺんを制した我がバルーン。
ここからはカッパドキアの全景をご覧ください。


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トルコってつくづく「大地」って言葉がピッタリだなと何度も思いました。


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ここはアヴァノスのあたりかなあと思って写真撮りました。
前日にレッドツアーでメインを廻っているのでいくばかの土地勘があります。
(わざわざその為に初日をレッドツアーにしました)


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これは・・・
どのガイドブックにも載っている、カッパドキアのカーペット販売工房かもしれない。
(右端にcarpetっていう文字がみえる)

トルコパッケージ周遊ツアーに参加するとかならずこのようなところに連れて行かれます。

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この日飛んだバルーンはおよそ85個。
多い時は120を越えるそうです。

おそらく今頃はカッパドキアも観光のベストシーズン。
世界中からバックパッカーも押し寄せてくる時期だし、バルーンは天気がよければ毎朝こうやって飛んでいることでしょう。


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約一時間の飛行タイムを終えて、気球は着陸態勢へ。
徐々に下降していきます。

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なぜかは分からないけど、出発点とは別のところへ着地するようです。


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上から見てるだけでは、一体どこが着地ポイントなんだか全然見当もつきません。



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他のバルーンも着陸態勢に入ってきました。

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どんどん降りてくる。





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あんなふうにして着地するんだ!!



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我々の気球にめがけて遠くから人がバラバラと向かってくる。


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よし、いよいよ着陸。


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我々のバルーンのかごの下にぶらさがるロープを引っ張って誘導し始める。

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あの赤いジープだ。


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するとジープはエンジンをかけて少しこちらに移動してくる。


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そして少し手前で停車。
この荷台にかごのまま着地させ、そのまま倉庫へ運ぶ、という仕組みらしい。




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以前、このまま地面に着地し、かごが横倒しにゴロンと転がってキャー!という映像を何度かみたけど今はそんな荒手の着地法はもうしないらしい(よかった)。




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気球は、スタッフの誘導綱引きとパイロットの手腕により
しっかりと正確にジープの荷台に着地成功!!!
一同大歓声!!!


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バーナーを絞って気球の中の空気を抜き始める。


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スタッフ、次はすかさずしぼみはじめる気球の帆?をキレイにたたみ始める作業に入る。

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大きいカーテンみたいにゆらゆらと落ちていく。

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それをああやって人力で引っ張って、きれいにたたむんです。


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力技ですね。
これをたたんでまとめて荷台にいれて、ジープごと運んで持って帰るんです。


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トルコではある程度のお金を払って2年間下働きで修行をするとパイロットの資格が取得できるそう。
つまり、言い換えると誰でもなれるし、儲かる商売だから人気があるんだと思います。
カッパドキアにはそれはもうたくさんの気球ツアー会社があり、値段は大なり小なりですが、平均で160ユーロ。それ以下の会社は、もちろんコストを抑える為にいろいろしていますからリスクが大きく危険性がないとは言い切れません。別に高いからいいってわけではありませんが、安易に安いところに飛びつくと経験の浅いパイロットやスタッフ、安価のガス、安価の帆を使っている可能性もありますので、ここは慎重に選びたいものです。

私の場合はパイロットがホテルのレセプションの人だったので(たまたま)、事前にいろいろ質問して納得して会社を吟味できました。このパイロットは4年間も経験を積んでいて実績があったし、エジプトの事故のことが不安だと伝えると、「俺にまかせろ」とまで言ってくれたのでお任せしたら本当に不安もなく無事ツアーを終えることができました。一緒に乗った韓国人の子も「あんな谷間に下りたりできるのは相当腕のいい証拠よ。このバルーン会社はカッパドキアでもわりかし知名度が高いみたいよ」と言っていたので、我が選択に間違いなかったことにホッとしたのでした。



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かごを下りる。

ちなみに、乗る時はワタシ、スタッフの人にお姫様抱っこしてもらいました。
すごい恥ずかしかった。

この方は、例の韓国人親子のお母様の方です。
「若い子には優しくて、ババアの私は抱っこしてもらえないのよ」と言っててウケました。
お茶目な方です。



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無事着陸したことを祝って、シャンパンで乾杯します。


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パイロット自らお酌。


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最後に、1人1人名前を呼ばれて、搭乗証明証授与式を行います。



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着地したあたり一帯には私の大好きなひなげしの花がいっぱい咲いていました。
モネの絵にでてくるやつです。




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でもこれ、例のアレでしょ?
日本で育てたらお縄ちょうだいになっちゃうやつ(○麻栽培とみなされるそうで)。
トルコでもヨーロッパでもこれだけ咲いてるんだから、早く認可がおりてほしいものです。



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これにて、バルーンツアーは終了。
そしていつの間にか待機していたミニバスに乗って、ホテルまで1人1人送ってくれました。










ホテルに到着するは朝の9時頃。
まだまだゆっくり朝食を食べることが出来ます。
なかなかいいツアーです。
全てが計算づくし。
おみごと。



着地の様子は動画の方が分かりやすいと思いますのでよかったらどうぞ。






パイロットが、会社の宣伝をするようにとしきりに言っていたので紹介しておきます。


Air Kapadokya

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バルーンツアー、いかがでしたでしょうか。
私はもう感動と興奮に包まれて感無量でした。

もっと山ほど写真あるんですけど、また番外編かなんかで出すことにします。

ちなみに、この時点でようやく2日目の朝の部が終了したところです。
この先まだまだ旅行記続きます。