世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ギョレメのビューポイント

何気なくみつけたギョレメのビューポイントを探しに、中心街を抜けてホテルのそばを通り過ぎ、坂道をどんどん登る。




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夜ご飯を食べるレストランのそばも通るはずなんだけど、ちょっとよく分かりませんでした。
自称「地図の読める女」なんだけど、それでも見つけられなかった。


だって大体にしてこんな感じですから。



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急な坂道をどんどん登って行きます。

割と坂道多いです。

通り沿いにはホテルやカフェが点在しています。

ここは民家っぽいです。

実際に住人がいるんですからすごいですね。




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上から見るギョレメの「お宅チラ見」体験もなかなかいいもんでしょう?



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なんか現実の世界じゃないみたいだ。



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そして、頂上につきました。

そこで息をのむ瞬間がやってきました。


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さあ、行きますよ。



























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ローズバレーはいくつもの地層が重なり合っていて、西日が射すとピンク色に染まってとても美しいのだそう。日本でリサーチしていた時から、ローズバレートレッキングはツアーになくても自力で行ってみたいと思っていたので、レセプションで聞くと「今日の天気予報を見る限りサンセットは期待できないね」と言われたので諦めていました。

この日は風も強いし曇り空だったからちょっと残念。


と思っていたら日が射してきた!



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持参したズームレンズはものすごい優秀なもんで(そのかわり腰痛めるほどに重いけど)地層までしっかりと写りました。ここまで寄れるとちょっと感動です。
もともと白とピンクの地層に、緑がちょっとだけ生い茂っているような感じです。
真っ赤な太陽に照らされると、ここも同様にピンク色に染まっていくことからローズバレーと呼ばれているらしいです。



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こんな景色、人生でみることってあるだろうか。



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ピンクのラベンダーなんて初めてみた!(しかも普通に原っぱに咲いている)



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ほら。



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ハトの巣ですよ(多分)。


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私が立っている丘を境にして右側がギョレメ市内で、左側はこんな風景が広がっています。



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野道がずっと続き、美しい風景を目の前にしてただ歩きます。




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このまま夕日が沈むのを待ち、景色がどう移り変わるかを見届けることに決めました。
どうせ先を急いでいるわけでもない。
レストランだってどうせ遅くまで開いている。



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こっちはギョレメの街並。
怖いマネキンとか、絨毯屋さんとかあったところ。



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ん??



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あれは!



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ウチヒサール(という村)のお城!
あそこ行きたかったの。

トルコの国旗もお城のてっぺんにはためいている
自称視力2.0ですから見えるんですよ私には。
もちろん肉眼じゃなくレンズ越しにですよ。


決めた。
明日はあそこに行く。




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ここ、さっきホテルを通り過ぎてレストランを探しながら登ってきた坂道。


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地べたにすわる。


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みんなもサンセットをみたいって、同じこと考えてる。


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なんだかこうやって異国にいておだやかな気持ちになるのは久しぶり。




つい二日前は六本木のオフィスで東京タワーを尻目に深夜過ぎまで働いたことが別世界のよう。こうやって遠いとこまでエンヤコラやってきて、ああやりたい、ここ行ってみたい、そういう願望が叶って行くことにちょっと違和感を感じるのはもしかすると、叶わないことが多い現実世界に浸りすぎていたからなのかもしれない。








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なんかいろんな余計なものがゴッソリそぎ落とされていくような気持ちになる。








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太陽よ、サヨウナラ。





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この景色をしばらく眺めながら、ギョレメの長距離バスターミナルのことや、なんちゃって洞窟ホテルは一体どうやったらなんちゃってが見分けられるんだろうとか、小さな花が足元にもいっぱい咲いてるから知らない間にそれらを踏んでしまっていることに良心が痛んだり、長袖持ってきてよかったとか、そんなことをひたすら考えた。





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ウチヒサールの位置、再度確認。
どんだけ遠いかはこれみたらお分かりでしょう(この写真ちょっと寄せて写真撮ってますけど)。
そしてどれだけ高いところにあるかも。


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Tripadvisor には「ウチヒサールのお城からみるカッパドキアは絶景だ!」などと書いてあった。
「絶対行くべき!」ナントカカントカ!




あの緑のライトアップされた塔はなんなんだろう(写真右)。
明日確認する。


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太陽はいなくなったけど、雲の隙間からさっきのピンク色がみえる。

この大地の向こう側に太陽は移り、そこでもさっきの私と同じように太陽に別れを告げている。




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さーて、稲妻の音がしてきたのでそろそろ撤退。

強風で頭ボサボサ。

それにここは丘の上。

観光客はまだポツリポツリといるけれど、真っ暗になったら怖いので早めに退散。


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と思ったら一気に暗くなってきたので急いで坂道駆け下りました。

昔スペインのトレドで会った変態の痴漢を急に思い出して怖くなった。








おまけはコーラン流れるギョレメの夕暮れ、動画貼っておきます。