世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

スティービー・ワンダー/songs in the key of life

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またまた彼のネタになってしまいますが、本当に近頃ハマっているので。。。

これは2枚組のアルバムです。

全部いい、全部。
なんと1976年の作品です。
こないだ読み直した村上春樹さんの「カンガルー日和」が80年代初期の作品と知って、なんとおませで斬新だったんだろうかと改めて感動したのですが、このアルバムなんかもありえないと思うんですね。時代を全く感じさせない完成度の高さと新しさ。惚れ惚れします。




こないだある人に、スティービー・ワンダーなんて名前聴いただけで吐き気がする、となじられた。

よくイメージでそういうふうに言う人いっぱいいるんですが(ビートルズもその標的に遭いやすい)、
まともに聴いた事もないくせにそこまで言われる筋合いはないんですよねぇ~っていつも思います。
「聴いてから言え!」
パートタイムラバーばっか歌ってるわけじゃないのよスティービーも。



私はAKB48だってEXILEだって聴きませんけど、ファンの人に向かってセンス悪いねなんて死んでもいいません。だってそんなの大人げないでしょう?ズバズバ言えばいいってもんじゃないってどうして分かんないんでしょうかね。


その人がよく聴くというトランスってよく青山あたりの美容室でかかってるんです。テンポも悪けりゃ歌詞もない。ジャズでもなければクラシックのベースもないし、ソウルでもなけりゃR&Bでもなく、メロディラインがなくてドラムのリズムだけ、みたいな。これを音楽というのはどういう定義に基づいて成立しているんだろうかと、いつも不思議で仕方がない。
音楽ネタや映画ネタになるとつい力が入ってしまう私ですが、普段は黙ってるんですよ。
自分のブログだからペラペラしゃべってるだけで。


まあ、好きな趣向は人それぞれなので思い思いの音楽を楽しめばいいのだと思います。
押し付けちゃダメ。
それは絵画も一緒。


スティービー・ワンダーも「beabea音楽感」の殿堂入りだわね。