オリンピックで連日盛り上がっていますね。私も毎日毎晩仕事から帰ってきたらすぐにテレビをつけて観戦しながらそのまま眠りにおちて真夜中に目が覚めるという毎日を送っています。まったくだらしないの一言に尽きるのですが、私の場合仕事上観戦しないといけない義務もあるので、是が非でもライブ中継を観ないとならない。勝敗によって仕事に影響がでてくることもあるので今週末までは寝不足とかいってられないんですが、ちょっと気になることがふたつありました。あまり大声ではいえませんけど。
ひとつは、柔道の選手限定の話なんですが、どうしてみんな柔道の人はそこまで金メダルにこだわるのか私にはさっぱり理解ができません。銅メダルだって立派です。銅メダルにすら手が届かなかった人やオリンピックにすらいけなかった人がいます。その人達の立場ってどうなっちゃうんだろうかと思います。銀メダルなんか最高じゃないですか。なのになんでそこまでして金にこだわる?別に国から重罰受けることもなければ、社会的地位も剥奪されるような身の危険だってないのに。北島康介選手も言ってましたが「これが自分の実力なんだ」ってなんで思えないのかな。さっきも銀メダルとった柔道選手が「金がほしかった」って言うのをテレビみながら思わず「よくわからない」とつぶやいてしまった。欲が深過ぎでしょう。
それと、北島康介選手がメダルを取れなかった時に、テレビ番組が「なぜ北島が水泳を続けようと思ったか」というドキュメンタリーを流していました。その背景としては、被災した東北の子供達に勇気をもらったからだというふうにまとめていましたが、北島選手のインタビューとか一切ないので本当に彼がそう思ったかなんて分からないんです。メディアが勝手に震災を利用してお涙ちょうだいモノのVTRを作ったとしか私にはみえなかった。第一、テレビ局で東北震災復興を継続して放送しているのはNHKだけ。民放は一貫した復興支援の番組作りは一切していない。こうやって、何か都合がいいときにだけ東北の人たちを利用している姿に憤りを感じます。きっとそれは東北の人も同じことを思っているんじゃないかと思います。今朝早く、NHKのニュースで福島の桃農家の人が、最新の機械を使って一つ一つ、作った桃の放射量を調べて検品して箱詰めしている姿をみて涙が出そうになりました。「今年は少し寒い時期が続いたので小ぶりですが、コクと甘みはしっかりあります」と言ってました。我々はこの人達を侮辱したり利用してはいけないと思うんですよね。一番の被害者なのに、国と東電からは完全に見放されているのだから。
さて、本当だったら今朝は寝ようと思っていたけど、なんか目が覚めてしまったので、ベランダ仕事してきます。あーあ、昨日は酔っぱらっちゃったな。少し喉も枯れてるし。絶叫した記憶は全くありませんけど。あ、それは酒やけか。
神楽坂のゆうやけ。
でもこうやってみると結構電線多いのね。