世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

白い肌の異常な夜

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原題「Beguiled」1971年作品 アメリ


これはタイトルがヒドいけど、すごいおもしろかったです!!!!

(あらすじ)
時は南北戦争時代のアメリカ。一人の負傷兵(イーストウッド)がきのこ狩りに来ていた少女に助けてもらい、彼女の女子校で治療をしてもらうことから悲劇が始まる。紳士な態度につい心を許した校長、教師、生徒が、実はオオカミだった女たらしの負傷兵に次々とほだされていく。それを知った女達はあの手この手で復讐をしていくのだった。


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ミザリーって映画がありましたね。
スティーブン・キングの名作で、キャシー・ベイツのすさまじい変容ぶりが恐ろしくて大ヒットしましたが、この映画はそれの逆バージョン。男の人がすごい変容を遂げるんです。怖いのよー。
女どもは力では勝てないし、ほだされて恋仲になっちゃったと思ったら簡単に裏切られたものだからプライドも粉々だし、もうこうなったらこれしかない!っていってやっちゃうのがこれ。



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足を切断!

オーノー!


それで意識が回復して目が覚めた男はますます怒り狂って更なる復讐をする。
「えへへ、雌ギツネめ。おまえどもの学園は俺様のものだ!お前らをみんな兵士に捧げてやるぜ!」
なんて言っちゃったものだからますます恐怖心をあおることになり、最後は毒キノコを食べさせられてあっさり殺されてしまう。


70年代の彼の作品が好きな映画ファンには必見の一本。
つくづく思うけど、この時代のサスペンス映画って本当に容赦ないのね(笑)。


同時期の傑作「恐怖のメロディ」過去レビューはこちら http://blogs.yahoo.co.jp/beabea642001/43181749.html