なんと1760年に建立されたそうですが、もともと漁業と航海の神様を祭っているお寺だそうです。
華僑のいる所には必ずこの「ティエンハウ寺」という名前のお寺が存在するそうで、香港、タイ、マレーシアにも存在するんですって。へえ~。

すでにむせ返るようなお香の匂いがたちこめています。


犬センサー発令!
ビビッときたと思ってふとみると、そこには一匹のわんころべえが。
あの金魚街のバカ犬みたいにふざけたマネしたら許さないわよ。

と思ったら、飼い主さんが登場。
吠え立てることもなく、すぐにおとなしくなりました。

さて、ここのお寺のみどころは、けしてこの犬畜生ではなく、その内部にあります。
これがティエンハウ寺の本堂です。

天井からはたくさんのうずまき線香が天井からぶらさがっているんです。

下にもこのように安全祈年用?のお香が絶え間なく焚かれていました。

同じアジア人だからだと思うのですが、こういう風景や行為はすごく神聖な感じがします。


あまりにも見事なお寺だったので、かなり魅了されてしまいました。
お寺の内部壁画に掘られていたもの。このお寺が学校跡地に建てられた、とか?それにしても、日本のガイドブックって本当に不便。説明が何も書いてないので何が何だか分からん。これは一体なんなのかしら。勝手なイメージでいうと、なんだか不吉なもののように見えます。写真がちょっとブレてて残念ですが、この上部の装飾が実に見事でした。若干西洋の影響を受けているような、何かの歴史かあるいは物語のように見えました。劣化してかなり痛んでいましたけど、それは見事なレリーフでした。
お寺、外観。
かなり引き目で撮らないと全景入りませんが、こういう交通量の激しい街並の中に佇んでいます。
チョロンに行ったらここは絶対にはずせない。
エビチャーハンなんかよりもティエンハウ寺だぜ!













