このあたりから私は友達の集団からかなり後方を歩くようになり、写真撮りに夢中になります。
リアルな人々の生活を見れることに、ものすごい興奮しました。
気取らないカフェ。
お店にはこのように祭壇みたいなのが置いてある。
こないだメキシコの田舎町を歩く番組を見た時もそうだったけど、玄関のドアがカーテンだったりするんです。暑い国ってなんかそういう自由な感じなのかなあ。
歩道は一応あるけれど、こんなふうになっているので気をつけて足元もみて歩かないといけない。
金魚専門店の界隈に来る。
狭い通りを行商人もリヤカーを引いて、三角帽をかぶって歩いてる。
典型的なベトナムの風景だわ。
何屋さんだか分からないけど、大体のお店のスタイルはこんな感じ。
奥にロフトっぽいのがある店も何度も見かけた。
ベトナムの女性はシャイな人が多い。
こうやってカメラを向けると必ずと言っていい程うつむく。
コーヒーはいたるところで売っている。
だけどここはチャイナタウンだけに、お茶を売っていました。
こういうところでフルーツジュース、飲んでみたい。
でもお腹が心配だからやっぱり勇気でない。
カメラを向けるとやっぱりうつむいて顔を伏せるベトナム女性にとても好感を持ちました。
通りをふと見上げるとそこには犬が。
プスプスと呼びかけると、なんでか分かりませんがもうそれはそれは非常にお怒りになりまして、すごい形相で睨みつけてきます。そんなに怒らなくてもいいじゃん~なんて笑っていたら更に怒りに触れたようで、ガウガウとけたたましく吠え続け、しまいにはクルって振り返って片足をあげ、こちらへお小水を振りかけてきました。
あっという間の出来事だったので危なくかかりそうになり、我々はキャーといって走って逃げました。
この、変態犬!!
金魚屋さん。
お魚が好きな友達は食いついて水槽をながめていました。
いったん大通りに出ました。
また小道に入り、次は漢方問屋街へ。
排気ガスと、どこからともなく香る薬草の独特の匂いが混じります。
今まで一度も見たことがない風景っていうのは本当にテンションが上がる。
このチョロン界隈は危ないから気をつけてと言われたけれど、来てみて本当に良かった。
おしゃれでかわいい雑貨が溢れる観光客目当ての界隈じゃなく、本当の市民の姿がある。
昔から使っているような道具でこうやって少しずつ薬草を細かくしていく。
思わず立ち止まって見入ってしまう。
すごい匂いがする!
周辺にも似たようなものを売っているお店がたくさん並んでいる。
リヤカーに袋にたくさんつまった薬草らしきものを運んで行く。
漢方問屋街を抜けて交差点に出る。
ペンキ屋さん?
こういう風景は個人的には、格好の絵画の題材になりそうです。
アンドリューワイエスなら絶対にかっこよく描いてくれるはず。
とても暑いですから、常に水分補給は必要です。
こういうジューススタンドはしょっちゅうあって、地元の人はアイスコーヒーを飲んでいました。
ここはなんの建物なんだろう。
ベトナムの下町はなにもかもが新鮮で、歩いているだけで楽しかった。
こういう風景を見ると、なんか日常があまりにも小さいことばかりに気を配りすぎているような気がする。特に日本はそうなので、時々こうやって解放された気持ちになると自分自身がとても楽になる。
次はチョロンのもう一つのメインスポットに行きます。