金物屋さんって懐かしい。
子供の頃、母に連れられてざるを買いにこういうところに来たものでした。
今じゃ、スーパーでしか買うことがなくなってしまった。
寂しい。
おもちゃ屋さんも。
こういう、ぎっしり並べられているところに子供心をくすぐられたものだったのだけど。
くたびれた犬。
巣鴨はやたらお魚料理のお店が多いのはなぜ?
買って帰りたいくらい美味しそうだった。
お岩さんのお墓がすぐそこに。
行ってみようと提案したけど、友達はあまり乗り気じゃない。
からかって行くような場所ではないとのことでパスすることにしました。
このお店は商店街のなかでもひときわ古い建て構え。
赤い傘に隠れて見えないけど、消えかけた文字で畳屋さんと書いてある看板がかかってました。
今はこういう和グッズを売っているようですが、店の奥には古い棚が天井まであり、丸めたござが置いてありました。
造花のお店(しかも一見普通の花屋風に飾ってるところがビビる)。
こっちはホンモノのお花のお店。
どうしてお魚なんだ!
やっぱり年配の方向けなのかな。
こういう古い商店街の向こうに立ちそびえる近代マンション。
この二つのコントラストが東京らしさっていえばそうなのかも。
月島の時もそうだったけど、こういう風景に不思議と心を打たれます。
こ、これは・・・!!!
ラーメン屋のくせにすごいネーミング!!!(夜も通りかかったらそれなりに人が入ってました)
カフェでお茶してたらすっかり暗くなりました。
そしてあとで気づいたのですが、巣鴨の夜は早い。7時になれば店の8割は閉店してしまいます。
でも、カラオケだけはどこも遅くまで営業していました。
昔の唄って・・・どこまでを「昔」というのかとても気になる。
店がほとんど閉まっていて食べるところも飲みどころもなく、唯一空いているにも関わらずお客が全くいなかった「創業大正○年 更科」に入ってガッツリ定食食べました。
味濃いめ。
食べてる途中で80歳くらいのおじいさんが1人で入ってきましたが、「もう終わっちゃったんです(まだ夜の8時)」と言われても耳が聞こえないから全く会話にならず、5回くらい繰り返してもらってようやくあきらめて出て行きました。かわいそうに・・・食いっぱぐれてなければいいのですが。
この日、私は少々お疲れモードだったので、早めに帰宅しました。
とても楽しい巣鴨の一日、大満足。
やれ恵比寿だ代官山だというよりも、意外とこういう商店街の方がホッとすると言ってしまったら、きっともう巣鴨デビューしてしまったということになるのかもしれません。
私、今年の春に行った柴又の写真まだアップしてないですよね?
あとでのっけます。