世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

Arts et Metiers-パリのアパート

この前Parisを訪れた時に借りた短期アパートは、いろんなレストランやセレクトショップが立ち並ぶ地元っ子にも人気のマレ3区、Arts et Metiers という駅から歩いて3分程度にありました。


この駅はメトロの中でもダントツにかっこいい。
(注意:腰抜かさないで下さいね)



まず、メトロマップで私のアパートがある駅を見つけて下さい。



イメージ 1




そこには薄緑色と茶色のラインが二つ交錯しているのが分かりますね?


薄緑色はメトロ3番で、茶色は11番です。




イメージ 6










滞在後、3番(薄緑)ばっかり乗っていたので全く気づかなかったのですが、ある日11番(茶色)に乗ってホームを降りたところ、またまた衝撃の景色を目の当たりにしてしまいました。















イメージ 2





これが駅のホームです!

11番のメトロカラーの茶色に合わせつつ、産業革命がコンセプトか?!





イメージ 7




必死に壁を磨いているお兄様たち。

おかげでいつもピッカピカ!



イメージ 8








かっこよすぎ。こんなセンスのいい街、世界中探してもパリしかない!!




イメージ 5









これまでメトロめぐりを趣味としたいくらい歩き回り、その度にパリのセンスには脱帽していた私ですが、まさか自分の家のそばにこんなものがあるとは・・・脳天パンチを食らわせられた気持ちでフラフラと家路につく。


まさにこれがパリの魅力。





イメージ 9



これはアパートの第二玄関。

パリは大体表の扉と内側にもういっここのようなドアがあって、どちらも鍵じゃなくて暗証番号で入ることになってます。(表玄関は人通りも多く、ちょっと気まずかったので写真撮ってません)






イメージ 10




パリの建物にエレベーターがあるのは稀です。

私のアパートは5階でしたので、このような螺旋階段をグルグル登って行くことになります。
途中、踊り場にそれぞれの玄関があるのですが、そこから夕食の良い香りが漂ってきたり、子供の遊ぶ声が聞こえてきます。ヨーロッパで暮らしていた頃の郷愁を誘うにおいです。

それを通り過ぎながらひたすら登って行きます。


イメージ 11




この赤い扉が今回借りたアパートの扉です。

ここは暗証番号じゃなくて鍵で開けるのですが、ずっと前も何かの記事で書いた通り、ヨーロッパの扉というのは大体癖があってなかなか慣れないと開けられません。鍵は大抵2~3個ついているのですが、とても固くて重くてドアノブであけるのではなく鍵をひねってこの重たい扉を開けるのですごく苦戦します。。。慣れないうちは結構不安です。





これが部屋です。

キッチンも広くて設備が整っていて、住み心地最高でした。



イメージ 12




パリのアパートは中庭があってそれを囲むように窓が張り巡らされているので、レースのカーテンがないと向かいの窓から丸見えになっちゃいます。このアパートのお向かいさんは、超豪華な黒い革張りのソファやでっかい木製の書斎テーブルなんかが置いてあって、いかにも「見て下さい」と言わんばかりに一日中カーテンをオープンにしていたので何度もチラ見しました。まるでポールスミスっぽい雰囲気でオシャレでした。





イメージ 4



ベットは大きいダブル。
シーツも清潔に洗ってあります。寝心地がとにかくよかった。




イメージ 13



パリの夜明けは遅いです。
10月だと朝の7時でこれくらいまだ暗いです。
だけどもう出かける支度をしないといけない家はこうやって灯りがともります。
でも他の家は結構遅くまで寝てる。
多分パリのお店が開くのが11時とかが多いからなんでしょうね。
もちろん会社員とかは違うと思うけど。




ある日、買ったおみやげを整理していたら、床にうごめく変なものを発見。。。。。

ウジ虫みたいなやつ。。。。

気持ち悪かった!!!

台所洗剤振りかけて殺しました。


イメージ 14








これは一階の扉の奥にある中庭。

共有のゴミ捨て場があって、ちゃんと分別できるようになっています。
それ以外は緑が生い茂るきれいなパティオになっています。




イメージ 3





このアパート、ロケーションも使い勝手もお値段もとても手頃だったので、次回パリに行く時はまた利用しようと思っています。



パリ、来年また必ず行く。