世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

サン・ドミニク通りからエッフェル塔への散歩道

オルセー美術館を出る頃にはかなりクタクタ。
できればメトロに載って次なる目的地に行ってしまいたかったのですが、次のルートは「散歩道」。
自分で企てたプランとはいえ、(普段あまり歩かないから)腰が痛いしかなりめげそう。
だけど有言実行しないと絶対に気が済まないので気合いで実行する事に。
(私の場合こういうことが多いので人と旅が出来ないのだと思う。相手に悪くて。)


目当てはパリの下町をあてもなく歩きながら夕暮れにそまるエッフェル塔を眺めること。
好きな場所にどんどん近づいて行くのは嬉しいものだし、パリリピーターの私でもまだまだ知らない場所なんて山ほどあるし、その中の小さな発見ですらあとから振り返るとなかなかセピアな情景となって蘇るものである。それが旅の醍醐味なんだけど。


サン・ドミニク通りから見るエッフェル塔


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この景色に憧れてパリに来たようなもの(←若干誇張あり)。

なんかこのまんま印象絵画になりそうな風景だと思いませんか?なんでもない風景かもしれないけど、そういう日常こそが芸術の発信となるのですから。


このようにカフェやブラッスリーも無数に存在しています。



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この辺りは割と裕福な家が並んでいる地域だし、観光客も多いので人通りも多くお店も賑やか。
つくづく思うのだけど、パリって本当にカフェ文化なんですよね。
しかも外食も好きなんじゃないかな。
スタバが進出していてパリ市内でも何店舗も見かけたけど、それはそれで受け入れているようで、フランス人は基本的に文句ばっか言ってるイメージがあるけど、そうやって新しいものを受け入れる寛容さはけして嫌いではない。





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さて、エッフェルのふもと。
ここは前回も来た事あるのだけど、昼間は小さな森みたいな感じがして、観光客の声も聞こえない静かで穏やかな場所なのでお気に入りのスポットです。


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エッフェル塔については以前も熱く語った事があるので繰り返しませんが、私が何よりも美しいと思うのはこれです。


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なんて・・・細かくて繊細なんだろうか(涙)。



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たまらないアーチ。

何もかもが完璧で、繊細で無駄も隙もない。そしてこのアーチを抜けるこの空間。



私はやはり正真正銘のエッフェルフェチであると、またここでも再認識した。



見とれているうちにライトアップが。



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日が暮れて少し寒くなってきたし、とにかくお腹が空いてきた。

あれだけヘトヘトでここまでど根性で歩いてきたから当然と言えば当然。

パリにきて最初の夕飯はどこで食べようかな~♪


というわけで、いったん来た道を引き返し、適当なブラッスリーに入る事にする。
入る頃にはすっかり暗闇に。
私はテラス席の奥を取り、チキンの串焼きみたいなのを食べた。
付け合わせがライスって言われたんだけど、パリにきたらフレンチフライを食べなくてはならないのでポテトに変更してもらった。私にはそれなりに私なりのこだわりというのがあるのである。

しかしもう疲れ果て、ここはどこ?って感じだった。
写真も若干適当になってきた。ははは。



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メインと水とパン、エスプレッソで大体20ユーロちょっとだったかな~。30ユーロだったかも。
お料理はとても美味しかったし、やっぱりボリュームは日本と格段に違いますね。
オーダーする料理は基本「大盛り」なので男性にはぴったりだと思います。
(ちなみにソースが絶妙だったのでからみやすいライスの付け合わせの方がやっぱりよかったと思いました。下手なこだわりなんか捨ててしまえばよかった。第一ポテトなんて明日だって食べれるのに)



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ここではお料理は撮りません。

コーシーだけ。



続く。