待ちに待ったSATC2(SEX AND THE CITY2)を観に行ってきました。
前売り券を買って女子5人で映画館の後ろの座席をズラ~ッと並ぶようシート予約して鑑賞しました。
SATCってもう10年前に大ブレイクしたアメリカのテレビドラマなんですが、私はかなり遅れて去年ハマり、どんなに残業で遅く家に帰ってもかならずDVDを観てから寝ずにはいられないほどハマったドラマです。そして今年のお正月にお年玉セールで全シーズンがオール半額になっていたので一気にシーズン1~6まで大人買いし、また最初のシーズンから一気に観なおしたほどのハマりっぷり。
お話は、NYに住む独身女性4人のそれぞれの恋愛物語なんですが、のめりこむポイントはこれ。
●誰にも言えない話
だけどこのドラマが他の何と違うのかというと、強烈な下ネタにあると思います。
女性がなかなか人前では言いにくい(または恥ずかしくて言えない)ようなことを公然で堂々とオープンにぶっちゃけてしまうその潔さがとにかく笑える。
●誰にでもある話
それと、女性なら必ず一度は考えるような、または誰にでも訪れるような不安や悩みを抱えていく女性にどこか好感と共感を覚えずにはいられないところがあってホロリとするところも。男性がみても十分におもしろいと思います。逆に女心が分かるかも(笑)??
●汚れ役もなんのその
笑いにはオチがある。そんなルールが徹底されているから、汚れ役だってなんのその。
いつもキラキラした役ばかりではございません。そのギャップがまたおもしろい。
●ハイエンドなファッション
あとはファッションセンスも魅力の一つのようです。
そうそうたるハイセンスなトレンドのファッションに身を包んだ彼女達をうらやましく思う女性も多数。
私はファッションよりも彼女達が住んでる家の方に魅力を感じます(←不動産に目がいくところが現実的)。
というわけで大人気のドラマシリーズはいったんシーズン6で幕を閉じ、その後は映画になってリニューアル。
映画版の2作目、今回はしみったれた話は抜きにして、完全コメディに徹していました。
まずは公開宣伝用トレイラーから。
ここからはそれぞれの個性的な4人のキャラを簡単にご紹介。
主人公のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)は、NYのゴシップ新聞に毎週「SEX AND THE CITY」というコラムを書いているフリーのライターで、その大胆な女性目線の恋愛事情を描くノンフィクション(且つ実体験)に幅広い年齢層の女性から圧倒的な支持を受けている。長い月日と揉めごとを経てようやくビック(クリス・ノース)と前作の映画でゴールイン。今はあえて子供を持たないことを選択し、2人で仲良く生活している。天真爛漫で無邪気なところはかわいいと思うけど、一方的で思い込みが激しく感情をコントロールすることができないキャラ。
プライベートでは、だんな様のマシュー・ブロデリックとの間に子供もいてもう立派なお母さん。
実年齢は45歳くらいです。私はこの人の声が好きだなぁ~。
男勝りで女々しいことが嫌い。いつもこの人が出るとその潔さにスッキリする。シングルマザーになることを決意したものの、最終的にはバーテンという社会的地位が全く異なるスティーブと結婚したのはとてもすがすがしかった。名声やお金はさほど重要ではないことを証明し、それでも仕事と家事を両立しながらプライドを持って生きているとてもかっこいい。私はこの人が一番好きかな。
プライベートは、近頃になってレズビアンであったことを告白し、女性の婚約者がいるそう。
こちらはかなり大勢の女性に圧倒的な好感をもたれているサマンサ(キム・キャトラル)。
個人経営のPR会社社長という設定だが、一体いつ仕事をしているのだろうと首を傾げてしまうほどいつも男性とベットインばかりしている。その解放された貪欲な性欲はとどまるところを知らない。あけすけな会話ときわどいジョークはこの4人の中でもダントツで若さと美を追求するためには惜しみない努力をする。そんな彼女も乳癌になったりいろいろあった。また、本当の恋はしない主義のサマンサだが、心が広く献身的な年下のボーイフレンド、スミスとの関係は未だに圧倒的支持率高し!
プライベートはいまだに独身。ちなみにこの人は昔懐かしい「マネキン」という映画のマネキン役だったのです!
最後は正統派のお嬢様、シャーロット(クリスティン・デイヴィス)。NYの画廊で雇われオーナーとして働いていたが、結婚に過剰なまでの妄想を抱き、周囲の反対を押し切ってあっさりと仕事を辞めて婚活にいそしみ、そこで出会った男性と結婚するも、様々な問題を抱え結局離婚。そのあと出会った好きな相手はユダヤ人。彼と結婚しようとする彼女はクリスチャンであることを捨て、ユダヤに改宗する。その後不妊症に悩み養子を引き取るが、たゆまぬ努力でなんとか第一子をもうけることができた。正統派のシャーロットは時にサマンサの激しい下ネタについていくことが出来ず不愉快な思いをすることも多いが、天然なところも好印象。
プライベートは・・・あまり噂になることもなく、まっとうなんじゃないでしょうか。
そんな4人が繰り広げる映画、SEX AND THE CITYは、既に3の撮影が始まっているとのこと。
なぜならこの4人の年齢ももう40半ばを過ぎたところ。これ以上撮影を延ばすと実際の役柄と本人のバランスがつりあわなくなってくることを懸念したとのことですが、ファンとしてはおばあちゃんになっても続いてほしいと思うんですけどね。
また、この物語に登場するキャリーの相手役ビック(クリス・ノース)。独身時代は散々キャリーを振り回し、何度も裏切り何度も傷つけるんですが、結局は結婚してハッピーエンドになります。だけど、私のまわりでは90%の女子が「ビックが嫌いだ」と言います。身勝手でわがままでひどい男だというのです。そして、キャリーが独身時代につきあっていたエイダンという優しくて甘くて物腰の柔らかい男性を「いい」と言います。好みはそれぞれだと思いますが、このあたり、日本人女性の価値観が大きく表れていると思うんです。私がビックがいいと言ったら
「どうせお金でしょ!」って言われた。。。。ひどい・・・・・。
というわけで、映画をみたあとは、女子会はそのまま都内のホテルへ一泊二日コース。
伊勢丹でお惣菜を山ほど買って食事&DVD鑑賞会。
(ショック・・・いつものカメラじゃないから手ブレしちゃった)
おかずチーム、パンなどの炭水化物チーム、野菜チーム、デザートチームに分かれたんですが、持ち寄ったらこんなに大量の、まるでビュッフェみたいになっちゃいました(従って翌朝も食べました)。
朝目が覚めたらまだみんな寝ていて、私はバルコニーに行って外の景色を眺める。
レインボーブリッジに東京タワー。ここには写ってないけど東京スカイツリーも見えました。