世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

アースデイ東京2010

今年もまたアースデイ東京2010のため代々木公園に行ってきました。
お仕事の一環です。レポート作らないといけないので。
 
私は去年と併せて2回しか参加していませんが、このイベントは今年で40周年を迎えたそうです。
それにしても今年の春は寒い。
風邪がかなり長引いていたのでセーターを着て出かけたら、一転この日は良いお天気でした。
 
 
イメージ 1
 
 
内容は去年と同様、いろいろなテーマに沿ったお店が数多く出展していて青空市場と化していました。
 
 
 
まずは東京の街角に植えた苗で作った地酒、有機栽培で作ったニンジンジュースや大豆などの自然食品。
 
イメージ 10
 
そしてオーガニックコットンや象のフンを再利用して作ったカラーペーパーなどのリサイクルグッズ。
 
イメージ 20
 
 
「エコグッズができるまで」の野外セミナー&体験学習などが行われている。
週末もあって家族連れが多い。
夢中になってるのは大人だけだったりして(笑)。
 
 
イメージ 21
 
 
 
 
 
次にLOVE&ピース的なグッズや、インド、ネパールなどの民芸品。
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
結構高いんです・・・。
 
 
イメージ 3
 
 
 
後ろでフガフガフガとすさまじい音がすると思ったら、あなたたちだったのね!!
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アースデイってもっと身の周りの無駄を見直して地球に優しい環境を作ろう、的なイメージがとても強いんですが、やはり解釈はそれぞれのようで、こういう木工品とかは一体何を意味しているのか私にはよく分からないのです。木の再利用ってことならまだ分かるけど・・・。
 
 
イメージ 5
 
 
 
こういう団体もテントを張ってPR運動をしています。
動物保護団体、地球環境保護団体、なぜか世界一周の旅委員会も。
 
 
イメージ 6
 
 
アースデイの骨子は「民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動」とあるのですが、環境活動が一種のビジネス化していることは紛れもない事実です。「良いことをしている」という行為につけこんで、環境問題や地球問題に全く関係のない業者が出展し、平然と商売をしているのにかなり違和感を感じました。これは前回もそう。
 
また、インフォメーションセンターには鮮やかなカラー印刷の豪華なパンフレットがずらりと並べられ、かたや一方「アースデイに自転車で行こう」とか「マイボトル、マイ箸を持参しよう」などとアピールしながらも明らかに矛盾した行為であると考えます。
 
一方で、アースデイがこうやって毎回大盛況の盛り上がりをするのは素晴らしいことだと思います。
私はたまたまラジオで宣伝を何度も耳にしましたが、大々的なメディアを使った宣伝活動は行っていないにも関わらずここまで集客できるのは40年の歴史のおかげなのでしょうか。オーガニック製品は依然高い人気ですし、人々が「何か良いことをした」という気持ちになることはやはり心地よい行為なんでしょうね。物質的になりすぎた社会の中でみんな息抜きをしたいのかもしれません。
自然の中で自然と共に生きる。
そんな人々への憧れも、そのような媒体が増えているのを見ると分かるように、ここ数年でとても高くなっているように見えます。
 
ただし、企業がエコ活動を取り組もうとするとコストがかなりかかります。
これが現状の大きな問題点ですね、と、アースデイの実行委員会関係者の方と立ち話。
 
 
 
 
 
野外ライブが行われていました。すごい人でいっぱい。
 
 
イメージ 7
 
 
目玉のゲストは加藤登紀子さん。
この日は石垣島から朝東京入りしたそう。
 
登場するやいなや会場からは大きな拍手。「みんな元気?今日はあったかいね。」って言った一言で、なんかこっちの緊張感もほどけてとてもリラックスした雰囲気になりました。歌だけじゃなくトークの才能もある方なんですね。
 
加藤登紀子さんって自然派な生活をしていることで有名で、私の親戚は古民家をリフォームして暮らしているのですが(普段は別棟にいますけど)、加藤さんが何度かいらっしゃったことがあったそうです。夜には流れるような星、静かな風に揺れる木々の音を聞きながら暮らすのを大層気に入られ、何度か宿泊されたそうです。
 
 
イメージ 8
 
 
 
そばにいたワンちゃんも加藤さんの歌を聞き入っていました。
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
そうそう、もう一つ忘れてはならないのが、アースデイは犬天国だということ。
代々木公園にはドッグランもあるので普段からお散歩してる犬はワンサカいますが、こういうイベントの時はいつも以上にみんなの主役になれることも多い。犬好きには本当にたまらない出会いがたくさんあります。
 
それにあやかってか、捨て犬・盲導犬支援活動団体などのブースもあり、動物用の健康食またはダイエット食品なども販売されていて、ものすごい勢いで売れていました。
 
イメージ 17
 
 
 
 
とにかく自慢のワンちゃんが大集合なんです。
 
 
イメージ 12
 
 
 
このあたりから仕事を忘れ、かなり自分の趣味に走り始めた私。撮るのは犬ばかり。
この柴犬とハスキーもかわいいんだけど、この男の子!
犬と仲良くなりたいんだけど、まだちょっと怖いみたいですごくドキドキしていました。
 
 
みてみて!
ハスキーと会話している!
(あたくしは小学生の頃に、こういう絵を描いて賞をもらったことを思い出しました)
 
 
イメージ 11
 
 
 
今度は盲導犬がやってきました。
係りの人が「どうぞ撫でてあげてください」というので、私も子供にまじって一番前に行ってタッチ。
本当は独り占めしながらモーレツに犬とたわむれたいところなんですが、そこは大人なので子供に譲ることにします。
 
 
イメージ 18
 
 
 
気付くと一人のちっちゃい子が犬のそばに寄ってきました。
 
この子の無邪気なはしゃぎようといったら・・・私は誘拐したいくらいこの子に夢中。
 
 
 
 
イメージ 16
 
 
イメージ 13
 
イメージ 14
 
イメージ 15
 
 
この子に心を奪われたのは私だけではないはずだ。
 
きっとこの着ぐるみもそうに違いない。
 
イメージ 19
 
 
この日は天気がいいだけでなく、何もかもツイていて楽しい一日でした。
 
 
週末はこんなふうに過ごさなくちゃね。