去年ガーデニングをようやく始めてからその想像以上の楽しさに調子に乗った私は去年の秋に球根を植えました。
花が最初から育つ過程を楽しんでみたくなったのです。
なんかこういう庭いじりをしていると夢中になって充実感が湧くし、太陽にあたって気持ちがいいし、ストレス解消というか「有意義な時間を過ごした」気持ちになれてとても楽しい。
これで冬を越して本当にチューリップなんか咲くのかと半信半疑だったのですが、全てはそこから始まりました。
1月になったら芽がでてきた!!
だけど芽がでてくるにもバラつきがある。
手前のはしっかり出てきてるけど、実は奥のほうはあまりそうでもない。
どうも太陽にあたるのが近い方が発育が良いのかとも思って置き場を変えてみたりいろいろやったがあまり効果なし。
3月あたりだったかな。
こんなふうに葉っぱがでてきました。
思えばこのチューリップのためにどれだけ手をかけたことか。
嵐がおきれば夜中でも目が覚まして家の中にいれてやり、みぞれが降ればグチャグチャになった道路を必死に歩きながら家路に就き部屋の暖房を入れる間もなく、この葉っぱの奥に入り込んだみぞれの塊や、土に積もった雪を素手ではらって保護してやったものでした。(おかげさまで一発で風邪引いて、あれ以来ずっと長いこと引きずってます)
ところがチューリップの発育はここからが早かった。日に日に目に見えるように成長していきました。
そして遂に・・・
チューリップが咲きました♪
カワイイ~と叫んでしまい、寝起きのままカメラを手にとって写真を撮りに行きました。
それが、これ。
かわいいかわいいかわいいかわいいかわいい!!!!
あんな細い茎がよくもこんなにまっすぐ立ってるなぁ~と思うとその美しさにため息がでそう。
さっきお話した、芽がでるのが遅かった方は黄色いチューリップでした。
比べてみるとお分かりのとおり、背の高さが圧倒的に違います。
しかも黄色はもう背を伸ばすのをあきらめて、そこで咲いちゃえ!的な雰囲気をガンガンにかもし出しています。
でもおかしいな、私はチューリップの歌のように「あか、しろ、きいろ」の順で植えたはず(今回しろはない)。
なのに左があか、右がきいろになってました。
球根についていたシールが間違っていたのかな?
黄色に反して赤はかなり意欲的です。
陽にあたるとプワァ~って花びらが開きます。
だけど夜になるとシュワ~って花びらが閉じます。
知らなかった、チューリップって咲いたらそのまま花びらが散って終わるのかと思っていたらそうじゃないんですね。今はまだ枯れることもなく、開閉を繰り返しています。
そして昨日まで蕾だった黄色のチューリップは今朝咲きました。
今日はあったかい日曜日だったので一気に全開、これでチューリップはほぼ全部咲きました。
チューリップは来年もやろうと思います。
あまりにものかわいさにすっかりメロメロ こんなに立派に育ってくれて私は本当に感激です。
(これで咲かなかったら絶対に二度とやらなくなるだろうな)
おまけでこちらはノースポール。
1月の末あたりに花屋さんにあったを一目ぼれして買ってきましたが、これも絶好調。
先月ポットを大きめのに入替えてあげたらみるみる成長し始めました。
虫被害もなく、元気に育ってます。
これもかなり癒されるんですよね~、ほんっとにかわいい。
ようやく、ようやく春が訪れたような気がする今日の陽気。
お花たちもどこかホッとしている感じがします。
そしてそんなお花たちに私もかなり癒されています。
春ってこういう楽しみ方もあるんですね。
私は今年初めてそれを知りました。
みなさんも良い日をお過ごし下さい。
チャオ、ボナジョルナータ。