老舗のジャズ喫茶「ジャズ マサコ」が9月24日に56年続いた歴史に幕を閉じた。
ここは戦後間もない時代に、銀座のダンサーであった故奥田政子さんという方が店を開いたのが始まり。
戦後の復興を進める東京の街に、米国から入ってきた新しい音楽としてジャズが紹介された。これをきっかけにジャズとマサコさん目当てにたくさんの人が訪れたという歴史を持つ。今回は駅南口の再開発で新たなビルが建つことになり閉店をよぎなくされてしまった。
戦後の復興を進める東京の街に、米国から入ってきた新しい音楽としてジャズが紹介された。これをきっかけにジャズとマサコさん目当てにたくさんの人が訪れたという歴史を持つ。今回は駅南口の再開発で新たなビルが建つことになり閉店をよぎなくされてしまった。
コーヒーはまずい。
ソファやイスは究極にすわり心地がわるい。
トイレは和式の水洗。
だけど、客に全く媚びてないところが何より良い店だった。
今ってちょっとオシャレなダイニングやバーでジャズ流せばかっこいい、みたいな風潮があるけど、
この店って全くと言ってそういう気負いがゼロに等しい。
ひたすらジャズだけを、次から次へとかけまくる。
地元のお客さんが老若男女問わずに入れ替わり立ち代り入ってくる。
ここには一人を存分に楽しむ空間がある。
そういうポリシーのある店が、私は好きだ。
どれだけこの店を好きだったかは・・・はかりしれない。
「ジャズまさこ」は完全に閉店したわけではなく、そのうちどこかで再営業するとのこと。
心からカンバックを楽しみにしています。
その時はでもやっぱりソファやイスの改良をお願いしたい(笑)。
イスが直角すぎて本も読みにくいし、腰がすぐ痛くなるんです。
※過去記事 →「下北沢ジャズ喫茶「まさこ」