世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

いろんなプレゼントがあるけれど

この前ある店に呼び出されました。

私がよく行くお店(過去記事 → 「エリックサティとオレンジ」)です。


友人は手ぶらだったし、いつもどおり映画や本の話で盛り上がってさぁ帰ろうとしたら、

なんと羽織った上着の中からヌッと出てきたのがこれ。


「はい、プレゼント」




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カラマーゾフの兄弟 英語版」!!!!!!!!

うれしい~(涙)。頂いたときは思わずその人をしっかりと抱きしめてしまった。


ブログではレビューしてませんけど、カラマーゾフは私にとってかなり高級ダイナマイトな本なんです。


いつかやろうと思ってますが、読んだ本ベスト10をやるとしたら間違いなく上位でしょうねこれは。



私のツボに隙間なくピッタリとはまった最高の贈り物。本気で泣きそうでした。









数週間前にある人からメールがきていた。


タイトルが『怪奇』。


受信ボックスの中で一際目立つその2文字。


なにごとかと思って他のメールはそっちのけで真っ先に開いてみると


『怪奇ものって好き?』って書いてあった。ただそれだけ。



だからすぐさま『怪奇モノは大好きだよ。みんなは誤解しているけど、怪奇にはロマンがあるんだよ』って返信したんです。


そしたら、サプライズで・・・これをプレゼントしてくれましたーーーーー!!!(本当に涙が出た)









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きたぜ~中古、しかも初版!!

私が遠藤ファンであることは知らなかったみたい。偶然なんです。

しかも、私は遠藤周作さんが怪奇小説を書いていたことすら知らなかったからダブルサプライズ!!!







実はその日はちょっと胸やけがしていて「今日はお酒なんてきっとダメかもしれない」と思っていたし、私はいざ本番で眠くなるというおかしな性質を持っているのでかなり無理をしていたんですけど、一気に気分が良くなって結局新橋のダイニングにて深夜までトークが弾んでしまいました。






本って押し付けがましくなるのを懸念するのでかなり難しい贈り物だと思うんです。


でも個人的には本のプレゼントってとても嬉しいんです。


映画「恋におちて」でもデ・ニーロとメリル・ストリープもクリスマスプレゼントに写真集を買ってました。
(過去記事 → 「恋におちて」
贈り物としてはなかなか喜ばれるのではないかと思います。
もう、バックや宝石をもらって喜ぶようなことはなくなりました(多分)。









カードやメール、電話とかお花やサンタクロースが印刷されているトイレットペーパーとか焼き菓子とかおいしい食事とか、頂くたびに幸せかみしめています。
12月は私の誕生日がある月なのです。
誰かが自分のことを考えて何かをしてくれるなんて、これ以上の幸せはないと本気で思うんです。





誰もこのブログの存在を知らないけど、みんな本当にありがとう。