世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

フラメンコをみた

フラメンコをやってる友人、気付けば私の周りには3人おります。
そのうちの一人がステージに出るという事で、恵比寿にあるスペイン料理やさんに行ってきました。




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店内は壁一面にスペイン語のメッセージが書き込んである。



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ここはステージがあらかじめ備え付けてあり、普段からショーを観れるお店になっているらしい。
アンダルシアなタイルが貼ってある、わりと本格的な感じが期待感を高める。開店して10年は経っているとのこと。



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フラメンコギターって心地いいですね~。とても酔いしれました。
また、歌い手のおばさまは歌詞を全部覚えて2時間も歌いっぱなしでした。見事でした。声も枯れない。
手をたたく人たちは何と呼ぶのでしょうか。なんか呼び方があるみたいです。


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まずはカスタネットの四重奏から。

フラメンコのカスタネットって、私たちが子供の頃持っていたようなバネがついてるものじゃないそうで、
相当の握力を要するって友達が言ってました。簡単にあの音が出るわけではないみたい。



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フラメンコってリズムが難しいのだけど、ダダダダ ダダダダ ダダダダダ ダダ みたいなリズムですよね。
しかも私は気付いたのだ。

リズムは足踏みを見ながらとっている。

つまり、足踏みが指揮者みたいになってるんです!!!
だってギターも手拍子もみーんな踊り手の足元をジーーーーッと集中して見ながらリズムとってたもん。




ザクザク ダンダンと音がする。フラメンコはこれもみどころの一つ。


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狭い舞台をよくぶつからずに踊るものだと感心。

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先生、今年還暦だそうです。
最初登場されたときはあまりにもの小柄さに驚いてしまいました。
しかしそこはさすがですね。一気に空気が変わり緊張感がみなぎります。貫禄が全く違いました


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私は知ってる曲がカルメンくらいで歌の背景が全く分からなかったので、できればその曲名と歌詞の内容くらいは簡単にプログラムに載せるなど工夫してほしかった。オペラと一緒で、内容を理解しないと楽しめないっていうのはあるような気がするんです。



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観ながら思ったんですが、フラメンコってつくづく表現力。

力強く艶やかに、激しくてしなやかに。


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その人だけが感じる何かを、そんなふうに表現しながら第三者に伝えるということは考える以上にステキなことだと思う。幸せをおすそわけできるってことですから。




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心の豊かさが何より重要。




チャオ。


■過去記事「フラメンコはタブラオで」http://blogs.yahoo.co.jp/beabea642001/20380597.html