世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ヴェローナにて

イタリアの北部の町、ヴェローナ円形闘技場シェイクスピア誕生の地として知られている。



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ここはこじんまりとした良い街で、毎年夏になると、コロッセオを二周りほど小さくしたこの円形闘技場で野外オペラが行われる。ヴィチェンツアに住んでいた友人に一度観にくるといいよと誘われたこともあったのだけど、当時本当に貧しい学生だった私はローマからヴェローナに行く電車代ですら余裕がなかった。
でも、思い出とはお金にかえられないものなんですよね。
貧しくても行っとけばよかったと思います(でもそれはきっと今だからそう思うのかも)。



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ここのオペラは夜に開演します。
観客がサーチライトを持ってチラチラと揺らす灯りと夜空に光る星がなんともいえない美しさだとその友人が言ってました。

私は実際にギリシャパルテノン神殿の円形劇場でお芝居をみたことがあるのですが、こういうところは本当に音響が良くて素晴らしいんです。その日は満月の月がぽっかりと浮かんでいて、中世も今も変わっていないものが実際に存在するんだと感動をかみしめたものです。



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ヴェローナジュリエッタの家があって、「おおロミオ」のバルコニーでの告白として有名なシーンをもじった場所が観光地として人気があるようです。残念ながら訪れた時は修復中でトタン板が貼られており一体何が何だかよく分からなかったんですがジュリエッタの像だけはみることができました。

ジュリエッタの右胸に触れると幸せになれるという言い伝えがあります。

いやらしい画像ではありませんが、黒子にしたらなんかいやらしく見えますね!


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扉にはたくさんの落書きがあります。

どうやら恋人たちのスポットとしても有名のようです。




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あんまり覚えてないけど、多分このあたりが目抜き通り。



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これは典型的なイタリアのキオスクです。
イタリア語では「エディーコラ」と言います。
ここでは新聞や雑誌はもちろん、ディアゴスティーニなど付録つきの出版物やガム、バスの切符なども売っています。


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やっぱり一度は行ってみたいな、ヴェローナの野外オペラ。
イタリアは夏の夜がとても長いし10時まで明るいのでオペラ見終わってからおいしいモッツァレッラチーズとオリーブオイルがふんだんにのったピッツァとか食べて帰りたい。



イタリアの夏は本当に何もかも楽しいのです。








今日の画像はあの日記から。

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チャオ。