とある街角の地下に一軒の「名曲喫茶」がある。個人的には二重丸を授与したいくらいシブい店。
古くからあるクラシック一筋のお店は今でもレコードと年代モノのスピーカー、素晴らしい音響で聴かせてくれる。
そこに置いてあった「キャフェの本」パリのページにこんなくだりがあった。
■ギャルソンからみた日本人
・静かである
・席に座ってからしばらくは何やら細かい動きをしている
・注文をとりにこないととても怒る
・隣りの席の子の頭をなでる
・写真を撮る
・向かい合わせで座る (※パリのカフェはオープンテラスでは並列)
・サービス料が入っているのにも関わらずチップを大量に置いていく
たまにもらいすぎだと思うときもあるが、お金を返すつもりもないし追いかけたりもしない
・席に座ってからしばらくは何やら細かい動きをしている
・注文をとりにこないととても怒る
・隣りの席の子の頭をなでる
・写真を撮る
・向かい合わせで座る (※パリのカフェはオープンテラスでは並列)
・サービス料が入っているのにも関わらずチップを大量に置いていく
たまにもらいすぎだと思うときもあるが、お金を返すつもりもないし追いかけたりもしない
最後のコメントでは「追っかけないんかい!」とツッコミをいれたくなりますが、事実追いかけることは死んでもしないでしょうね。
またこんな本も読んだ。
鳥葬って知ってます?あるんですって。
鳥に食わせるんです、亡骸を。鳥が食べやすくするように腕やら足やらちぎって内臓も出すのでかなりエグいのですが、それを子供にもちゃんと幼い頃から見せて居合わせてやり、死とはなにかを本能や感覚で覚えさせると書いてありました。読んだあとに隣のページをみて「ひぃぃぃ~」でした。。。エグい。
鳥葬って知ってます?あるんですって。
鳥に食わせるんです、亡骸を。鳥が食べやすくするように腕やら足やらちぎって内臓も出すのでかなりエグいのですが、それを子供にもちゃんと幼い頃から見せて居合わせてやり、死とはなにかを本能や感覚で覚えさせると書いてありました。読んだあとに隣のページをみて「ひぃぃぃ~」でした。。。エグい。
なんでそんな本が山ほど置いてあるんでしょうか。
多分、三島由紀夫的なオーナーだったんだと思います。
クラシックの手引きはなんと、手書き!!総ページ数およそ70ページ!!
索引までついていて、作曲家の名前の横にページ数が書いてあるからあっという間に検索できるようになっている。そういうのって本当に好きじゃないと出来ないものだから感心しました。
後ろを振り返ると・・・。
いにしえのリクエストボード!
泣ける。
しかも「リクエストは一人一曲でお願いします」。
シブい。
さらに”リクエストプログラム”がフランス語になってる。
シブすぎる。
(さすが「キャフェの本」が置いているだけある。)
しかも客なんかいないんだから。一組しか。
いつまでも変わらない、流行もないし流されない。
普遍性っていう存在はどこかホッとさせられるものがある。
だからここ数年間、多分4年くらいはどんどん古いもの古いものにさかのぼっている感じがするんです。間違いなく、現代のようなうそ臭さや薄っぺらさがないからってのもあるからかもしれません。
普遍性っていう存在はどこかホッとさせられるものがある。
だからここ数年間、多分4年くらいはどんどん古いもの古いものにさかのぼっている感じがするんです。間違いなく、現代のようなうそ臭さや薄っぺらさがないからってのもあるからかもしれません。
悲しいのはこういうお店がどんどん姿を消しつつあること。
がんばって。