世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ルーズにパリ歩き

オイルサーチャージが高すぎてパリに行く予定はおろか、ヨーロッパはますます遠く感じる今日この頃。

パリって人によってはとてもネガなイメージがあるようですが、
電車でも道でもぶつかったらちゃんと「すみません」って言ってくれるし
英語でも嫌な顔されないし(多少フランス語ができるとなお可)
バスの運転手さんは定期をみせると「メルシ」と言ってくれる。


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某航空会社でスッチーをしている知り合いのお宅へディナーに招待された時のこと。
「今日はどこを歩いたんだい?」とご主人に聞かれ、エッフェル塔と答えたかった旅友は言葉が思い出せずに
思わず「バベルの塔」と答えたのを聞いて爆笑した私。バベルの塔は聖書の中だけだっつーの(笑)!
とつっこむと旅友も大爆笑。ご主人も思わず「ノアの箱舟で行ったのかい?」


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もう一人のスッチーの家はフランス滞在中にしか訪れないため余計なものがなく整然としていて、冷蔵庫には機内食であまった(パクった)キャビアが冷凍されている。

そのキッチンにはさりげなく「中日ドラゴンズ」と刺繍の入ったお手拭用タオルがかけてあった。ロマンだ。

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イタリアは窓の外に洗濯物をズラリと並べて干すのが一般的ですが、パリは景観を損なう理由からNG。
それにしてもなんと美しい建てがまえなんだろう・・・。

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カルチェラタンと呼ばれる界隈には有名なジェラートやさんがあります。
しかしこの勝敗はやっぱり本場イタリアにはかなわない!

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カフェとかレストランとか、気になれば躊躇することなくガンガン入っていく私ですが、
時々フランス人で溢れかえる小さい場所にはちょっと勇気がいることがあります。
そこは地元の人に愛されている雰囲気があって、よそものが立ち入ってはいけないのではと遠慮するためです。

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私はよくふらりと姿をくらましたり、一人歩きするときは「夕方電話する」とだけ言ってなかなか連絡をしないため、「先が全く読めない人」とたまに言われます。それはいろんなものに夢中になって時を忘れているからです。

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私がパリを愛する理由は、この一人歩きが無性に楽しいからってのもあるのだと思います。

特に海外にいると私はとてもルーズになるのですが、ルーズって当の本人はとっても気楽なもんで、
時間にキチッととか計画立ててとか、面倒くさくってやになっちゃうんです。
そういう意味で海外はとても気楽なので、むこうに行くと「あぁ楽チン」っていつも思います。
日本みたいに枝毛一本で気に病んだりする人なんていない。
しかしルーズにはルーズなりのルールがあるので、ダメな時はダメってはっきり言わないといけませんし、
それは自分にも言えることです。

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ま、考えてみれば日本にいてもルーズですけどね。


サリュー。