世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

真夜中のお坊さん

すごい雨が降っていた夜のこと。

真夜中、寝ている途中で突然体がビリッとする感じで目が覚めました。
あ、きた!と思ったら体全体がガチガチになり金縛りになりました。
誰かが乗ってくるかもしれない!と思った瞬間に、両耳でラジオの電波障害みたいな音がしました。
ザザザーキュイーンとすごい大きい音がして、その後お経を唱える声がずーっと聞こえていました。
多分お坊さんが数人いたと思います。
そして、お経の後、何やら静かに抑揚のない声でごしょごしょ喋っていました。
するとまたお経を唱えてラジオがザザザザキュイーンといって、終わる。


次に夢の中で、私はある旅館に誰かと4人で布団を並べて寝ていました。で、私だけ逆方向に布団を敷いて寝ていたのです。

すると、見知らぬ誰かが私のところへ伏目がちにゆっくり歩いてきました。
そしてこう言いました。
「布団をこうやって並べて寝るときは、一人だけ逆さになってはいけない。
三人だけ並んで寝たら、三途の川になってしまうだろう?」

その見知らぬ人はそういった後、窓の方をみて「あいつがまだいる」と怖ろしい顔で叫びました。

するとまた金縛りになり、ラジオ、お経、お坊さんの話し声、お経、ラジオで金縛りはとけました。


私はおばけなどの類をとっても信じるタイプです。
なぜならこれまで色々な体験をしてきたからです。

この話、冷静に考えてみると、寝床の話なんかは実に巧みに出来ていて、
「三人で並んで寝る+川の字で寝る→三途の川」と、結構ダジャレ風な感じがしてなりません。
しかも見知らぬ男が最後叫ぶあたりはちょっと嘘くさいドラマみたいで笑えてくるんですが、実際その時はお坊さんのお経の方がリアルで怖かったんです!



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これは大分前に訪れた「ゆうれい居酒屋」のカウンター。

注文する時はこのニセモノの手を障子の隙間に置くと、三角巾をあたまにつけた(半ばコスプレ)女の子が「うらめしや~」といって注文を取りにきます。大きい声で会話をすると上からでっかいタランチュラが降りてきますので注意が必要です。このお面は時々思い出したかのようにおどろおどろしい声で、ハ~ハハハハと笑い出すので怖いというよりもびっくりします。このお面は女子トイレの壁にもいて同じように悪さをするので「キャー!」と中から声が聞こえてきたのがおかしくておかしくて。だってそれってゆうれいじゃなくて変態だと思うんだけど!


というわけでチャオ。