世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ドイツ最終章~ライン川

ミュンヘンに立ち寄りました。

ミュンヘンは、ほとんど観光していない。翌朝の移動に備えて一泊しただけ。


・ビール祭り
地球の歩き方を読んでいたらこう書いてあった。

< ヨーロッパのお祭り オクトーバーフェストOktoberfest >

「”これぞビールの都ドイツのお祭り"といった感じの華やかなビール祭り。
毎年9月の下旬~10月上旬に開催され、メインは酒造業者によるパレードと民族衣装のパレード。
祭りの由来は1810年の10月、バイエルン皇太子の結婚の時に競馬が催され、そこに町の人々も加わって一大祭りとなったことからだそうだ。」

私たちが訪れた時は偶然にもこのお祭りがバッティングしており、町中がビール祭り。
ただ仮装している人は誰もおらず、地元の人がビール樽を背中にしょって町を練り歩いていました。


ミュンヘン修道院
修道院に泊まりました。YHが見つからなかったのか満室だったのか。覚えてないけど修道院しか選択肢がなかった。・・・修道院って泊まるものではありません。
門限がすごく早いし、よって消灯時間も早い。修道女の人と一緒に部屋をシェアしないといけません。部屋は学校の寮みたいな感じです。イタリア人修道女の人と一緒だったんですが、よく喋る人で一向に寝かしつけてくれません(久しぶりに母国語を話せたから嬉しかったのでしょうね)。そこは旅友にバトンタッチし、私は先に就寝しました。とっても疲れていたのです。






どこだったかな。
田舎道を歩いている時に、突然大きな川にぶつかりました。
ライン川だ。」

私たちがみたそれは、観光スポットのメインからみるライン川ではなく、民家と雑木林が茂るような所。
川はゆっくりとたゆみながら静かに流れ、力強く感じた。
二人でじーっとその川の流れを見たまましばらくそこで時間を潰した。




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おんなじ地球の裏側で、もうひとつの世界がある。

ポツリポツリと点在する民家には、当たり前のようにそれぞれの生活があり

ベルリンのポツダム広場やミュンヘンのビール祭りなど関係なく今日を生きているんだろうとか

ライン川はいつの時代もここにあり、いつの時代も変わらないんだろうとか

田舎を訪れてそういう景色を見ると、いつも思うんです。

みんな一緒なんだって。

特別なことなんてないんだと。

普通に食べて寝て起きて、今日もやれやれなんて思いながらあったかいご飯食べて寝る。

そういうことに、妙に安心感を覚えてしまうんです。



しかも、そういう感情は「あっちからやってくる」んです。
私が自発的に考えたことがきっかけじゃない。


旅から教えてもらうことって、すごく多い。


(追伸:シラフで書いてます。)