世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ボンボン

イメージ 1

ボンボン (2004年/アルゼンチン)  


舞台はアルゼンチン、パタゴニア
そこに暮らす一人の男が、偶然にも犬を飼うことから人生がゆるやかに上昇していくドリームストーリー。

劇場用予告(オリジナル)→http://www.youtube.com/watch?v=uNOIOP0jbmM


貧しくて控えめな人生を歩む、一人の男。
見捨てられた犬生を歩む、一匹の犬。

この二人が出会うことで、これまでの二人の人生に「ほんのちょっとの夢がブレンド」される。


大きな出来事でもなく、確実な答えもない。

でもそのともし火のような希望が二人に小さな夢を与え、心をじんわり溶かしてくれるのです。



(そういう気持ちがどれだけ心を救ってくれるかっちゅー話)  

イメージ 2



音楽がたまらなくよかった・・・エンドロールもじっくり聴かせてもらいました。
動物に媚びるわけでもなく、経済困難の続く貧しい南米の一国に暮らす人間の一筋の希望をメインに展開するストーリーは、忘れていた事を思い出させてくれるような感覚。ほんの30ペソくらいのわずかなお金を持って遠い旅に出発する二人を乗せた車。その後ろ姿は、実に明るい。

夢はかなったらそれはそれでもちろん幸せだけど

夢を描き続けているその時間はもっと幸せなんだろうなぁ。。。