世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

オレンジのカーテン

わりと大きな約束をキャンセルしてしまった。
派手なパーティーだった。
それは確かに大きな約束だったけど、別に必ずいかなければならないものでもなかった。

つまり、大した用事じゃない。

それに気付いたのは金曜日の朝。


それを聞いた友人が電話でこう言った。

「お散歩でもいかない?明日は小春日和なんだって。」

大賛成。

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歩きながらずっとカーテンについてとか、パーマをかけたほうがいいかとかそんな他愛もない話をした。
下世話な話題にあまりならない相手なので、正直すごくホッとする。


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カーテンの話。

ある人がオレンジ色のカーテンを買いました。
するとその数日後に事件が起こりました。
ある夜、近所のオバちゃんが、マンションの一室に浮かぶ不気味なオレンジ色の窓を見てて火事だと勘違いし、
消防車はくるわ野次馬は集まるわの大騒ぎになってしまったのです。
当の本人は外の騒ぎも知らずに優雅に紅茶を飲んでいた、って話。


さて。

これは悲劇か、喜劇か。

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私は喜劇だと思うんですが、人によっては「迷惑な話ね!」と怒っちゃう人もいるかもしれない。
ものごとっていろんな局面からとらえることが出来る。それがもし二者択一だとしたら、その選択次第でいろんなものがいろんな方向へカーブしていくんだろうな。考え方一つってやつです。

朝と夜。
善と悪。
喜劇と悲劇・・・。

全てにおいて、この二面性ってちゃんと存在している。改めて考えてみるとなんか不思議。
でもこれってすごく根本的なものでなおかつ重要なことのような気がする。
なぜなら、どっちも「あり」だから。


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そんな意味不明なことを、30秒くらいチョットだけ考えたりしました!(オチはありません)


あっ!そういえばベンチに1人座り、落ち葉で笛を吹いているおじいさんがいました。
これがまた物悲しいメロディ(笑)・・・しかも妙に上手。


落ち葉を踏む音が気持ちよい。

ザクザク。

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ザクザク。

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その音を聞いていると、どんどん無心になっていく。すごく心地がよかった。


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素敵な秋をお過ごし下さい。
チャオ☆彡