世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

生まれ年の味

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先日、同い年のお友達だけで待ち合わせをした。
なぜ「同い年限定」になったかというと、なんと生まれ年の「コーヒー」を出してくれるという老舗のカフェがあるという噂が浮上したからです。


「それはちょっと気になる!!!」


というわけでさっそくお出かけ。
ちっちゃめのデミに注がれた濃い目のコーヒー。
さて、そのお味は・・・



「う~む。なかなかコクがあっていいね。」

とか、

「やはり年代モノはいい味だすよ。」

とか。


「この味はどこにも真似できない深みがあるな。」

とか。




そんなカッコイイ会話になればよかったんだろうけど・・・・。


私達の感想はこれ!!



「埃っぽい味がする。」



おばあさんの家に泊まりに行って出された布団、
寂れた民宿のお座布団、
誰も住んでいない家に忍び込んだ時のしんとした空気(注:私は幼い頃忍び込んだのです)。


そんな感じの埃っぽさですよ!!!



生まれ年のコーヒーは想像をはるかに超えた、落第点でございました。
私が生きてきた軌跡を辿るコーヒーの味は、全くもって「まずい」。
あーあ、何だか自分の人生を語ってるみたい。。。


帰りの電車の中では、おじいさん。
真隣りに座っているのにもかかわらず、顔をクルッて回転させて私をモロ直視してきたので非常に居心地の悪い思いをしました。
あの、じーーーっと露骨にみてくる人って一体なんなんでしょう?


あっ!埃っぽい女だと思ったのかしら!!


・・・チャオ。