トランプ氏が19日、JFK暗殺における機密文書をすべて公開すると発表した。
「わたしたちはケネディのファイルをすべて発表し提供します。人々はこれを何十年も待ち望んでいました。(国家情報長官の)トゥルシー・ギャバードをはじめ多くの人が、公開されなければならないと主張しました」と大統領はワシントンDCのケネディ・センターを視察しながら記者団に語った。
いよいよやってくる、JFKの陰謀が解き明かされる日が!
思えば20代の頃、ローマの安宿で手に取ったこの本は当時愛読書となり、何度も何度も何度も何度も読み返した。それなのに今はもうあらましをだいぶ忘れてしまいましたが、当時から落合信彦さんはオズワルドはおとりであり、FBIとCIAが仕掛けた陰謀説を主張していました。JFKがあまりにもいいところの坊ちゃんすぎて、キューバ湾攻撃が失敗に終わったことや対ソ緩和策みたいなのを押し出したことに対し内部の反発を買ったのが大きな原因だったとか。あとはのちに大統領となるニクソン大統領もからんでいたというのが落合説。
そのあともたまに書籍を読んだり映画をみてきましたが、アメリカ政府によって仕組まれた暗殺陰謀説は一致していて、でたらめだらけのウォレン委員会(JFK暗殺調査団)がとことん隠ぺいしてお蔵入りとなったJFK機密文書がいよいよ公開となるのです。個人的には楽しみでなりません。
当時若かった自分はJFK自身のことはよくわからなかったけど、国家絡みで大統領を暗殺するアメリカそのものに脅威を感じ、諜報機関とマフィアが国政に対していかに権力を持っているかを思い知り、国というのを信じてはならないのだということについてかなりマインドコントロールされました。また、当時住んでいたイタリアでも汚職や不正、マフィアの関与などは日常茶飯事だったため、落合説はやっぱり説得力がありました。今でこそあたりまえとなったこの陰謀論を当時ここまで断言できたのですから。「2039年の真実」を読んだ後はすっかり落合ファンとなり、かなりの著書を読み漁りました(いまはペテンという噂もありますがそうだとしてもかなりおもしろい読み物であったことに違いはありません)。
今回の機密文書、さっそくイスラエルの諜報機関の関与が大きく取り上げられていますが、昔買った本はすでにそれも予測しています。
再読してみようかな。
380ページもあるけど。
この暗殺事件をずっと追いかけているオリバー・ストーン監督が作った「JFK」はケビン・コスナーが主役で事件をあばく裁判映画ですが、正直あれは結論が曖昧なまま終わった感がしてイマイチでした。数年前に最新作「JFK新証言 知られざる陰謀」という映画が公開されたのですぐに観にいったのですが、大した新ネタもあったわけではなく、みんなが知っている議論にちょっと肉付けされた程度。インタビューが長すぎて退屈し居眠りする始末。やっぱ落合さんにはかなわんす。
2039年というのは、当時この機密文書が公開されると言われていた年です。それよりも14年前倒しされたので、固唾を飲んで見守りたいと思います。
ちなみに「2039年の真実」をどんなに血眼で探しても出てこなくて「ローズマリーの赤ちゃんの原作はしっかりまだあるのにあの本がないなんてありえない」と必死に探しながら途方にくれていたら、字がこんなに薄れててまったく判読不能になっていた!あってよかった。
当時これをもって旅行したりしたからだいぶ年季入ってます。もともともらった時からすでにカバーがないので、どんな表紙だったのかもしりません。村上春樹の次に再読数多いんじゃないかと思うほど宝物の本です。
一応Amazonで調べてみたらでてきた。決定版として改定されているものが残っているようです。
なんと今は文庫で3,600円になっている!
レビューが高評価でファンとしては嬉しいです。
ちなみに関係ないですが、本をあさっていたらこんなものが出てきました。
コロナ時にまかれた給食マスク。
安倍さんの顔のサイズにフィットしてなかったですよね。ご冥福をお祈りします。