トランプとゼレンスキーの会談が決裂したことを受けて日本人の反応はトランプに対して冷ややかな反応が多く見受けられるけど、私の意見は全く別である。
記者会見をみてもわかるように、どこかの田舎者がマナーも知らずにホワイトハウスにいつもの私服でのこのこやってきてこれからもサポートよろしくと礼儀を欠けて交渉しにきた印象が強く、見ていて恥ずかしい。
私はもともとアンチゼレンスキーなので余計そう思うのだが、ヨーロッパとアメリカに踊らされているだけの駒にすぎないこの大統領と対等に会話などできないと誰しもがわかっているのに、いつまでも自分がヒーローでいたく虚勢を張る田舎者の大統領は結局丸腰で国に帰るつもりか。トランプが彼に「あなたは大きなギャンブルをしている」と言っていたけど本当にそう思う。悲劇の被害者であるという主張でロシアを悪者にし世論を味方につけたまではいいが(悪いのはプーチンでありロシア国民ではない)、所詮実力も体力もないこの国はいったいどのようにしてこの戦争を終わらせるつもりなのだろうか。もしかすると今後はイスラエルとパレスチナのようになっていく可能性も大きいかもしれない。そんな長期戦になればもはやメリットを感じない対ロシア側の欧州はだんだん手を引き始め、そうなれば軍事力でロシアに勝るものはなく、八方ふさがりになるウクライナの未来は暗いものになるだろう。
そしてなんのコネも実力も経験もないゼレンスキーは、当時NATOの後ろ盾があると言葉巧みにだまされてプーチンに挑んだまではいいけれど、助けてくれたバイデンはいなくなったしトランプからは実力のなさをとっくに見抜かれて嫌われているし、近頃ヨーロッパも疲弊気味で、もともとウクライナだけでは太刀打ちできるはずもない対ロシア戦争という回収不可能な重圧を背負ってアメリカに行ったはいいが、米ウクライナ会談は結局大失敗に終わった。交渉力のなさを世界に露呈したゼレンスキーはとんでもない恥をさらしただけでなく、今後世界から仲間外れになり孤立していくかもしれない。そんなリーダーを持った国はことごとく悲劇であり、わたしがウクライナ国民だったら可能な限りさっさと亡命するだろうと思う。