トルコオーバーツーリズムの影響か、はたまたハイパーインフレによる影響か、アヤソフィアの入場料が2024年9月、なんと4,000円という世界で一番高い入場料なのではないかと思うほど信じられないプライスとなっておりました。
アヤソフィアよ、、ちょっとやりすぎじゃね?
しかも、その金額は外国人のみ適用され、トルコ人はそんなに払う必要はありません。彼らには特別料金が優遇され、昔は自由に出入りできた一階への入場が認められていますが、外国人はもはや二階にだけしかアクセスできなくなっていました。やっぱり昔来ておいてよかったなあと改めて思います。
いずれにせよアヤソフィアはイスタンブール観光のハイライト。スルタンアフメット地区と呼ばれるこの旧市街周辺にはブルーモスクもトプカプ宮殿も地下宮殿もあるので、初めてイスタンブールを訪れる方はなにがなんでも足を運んでおくべきスポットとなります。私はもう5回目なものですから物珍しいことはもうありませんが、見るたびに、ああ、イスタンブールきたなあって思います。とても気に入っています。
イスタンブールきて旧市街歩くたびにこの公園に立ち寄り、ベンチで休憩しました。
アヤソフィアのチケット売り場は長蛇の列でしたが、意外とスムーズにいけました。
アヤソフィア最大の魅力は、カトリック寺院だったものがイスラム教に塗り替えられたという過去を背負っていることですね。その片鱗が至る所に残りつつ、この美しい寺院と権力の強さを今でも目の当たりにすることができるということに尽きます。
土台はキリスト教会ですから、建築ももちろんヨーロピアンなわけです。
そこにこのようなアラビア文字なんかぶらさげちゃってすごい迫力なんですこれがまた。
私もいろいろな寺院や教会を見てきましたが、ここの抜け感みたいな感じは本当に独特で、やはり感動してしまいますね。
こういうところに昔の塗装装飾の名残が残っています。
イエス様は当時完全に塗りつぶされていたらしいですが、その後の修復でもとの姿が現れたらしいです。背景に金が使われているのがみえますね。
立派なモザイク画で思わずうなります。ちょっとイタリアが懐かしくなります。
そしてこのイスラム装飾が本当に美しい。
アヤソフィアは本当に見事な寺院です。ぜひ機会があれば訪れてほしい。
何を隠そう私は若い頃この宗教絵画に陶酔しイタリアに行くことを決意したのであります。
アヤソフィアについては前回詳しく?書いたものがあるので興味ございましたらこちらのリンクからぜひ。一階からみたアヤソフィアもみれます。
「トルコに入ってずっと野山を駆け回っていたから、こういうの見て新鮮だった、やはり自分はこういうのが好きなんだと思った」という自分の感想文読んであの頃を懐かしくなった。そうだよ、そうだった。
アヤソフィアの前にはブルーモスクがあります。
それはまた次回。