日本を出て三日目の夕方にクリチバに到着。
爆睡してすっきりした後、バスターミナルからホテルまで移動する。
地図はもうしっかり頭に叩き込んであるし時間もあるので公共機関で移動してみることにします。
英語がまったく通じませんので、がんばってポルトガル語で勇敢に挑み、「あっちのほうに停留所がある」という例のイージーな説明を頼りに歩いていくと確かにあった。方向だけ間違えないようにしなくてはならない。ポルトガル語がわからなくてもただ一言、「セントロ?」と聞けば伝わるからここだけは語学力不要。
やがて待つこと20分。やっと二連結トラムみたいなやつが来て乗る。スーツケース持って二両目の一番後ろに座る。時々こっそり携帯出してグーグルマップで位置確認するけど、間違いなく合ってる。いや~なんか自分の勘めちゃくちゃ冴えてる~💛と自画自賛。しかも、この辺りで降りればちょうどホテルのそばじゃない?という勘まで冴えていて自分やるなあ💛と悦に浸り、いざ降りようとしたら二両目後方のドアはなぜか開かずに降りれない。。。せっかく冴えた勘もむなしく結局二つ先の停留所まで乗る羽目になりました。
折り返しの停留所にいた切符切り(各停留所に必ず有人の切符切りが退屈そうに座っている)のおじさんに暇つぶしに話しかけられるもまったく言葉通じず、西日に当たりながら二人かみ合わない会話。
そうこうしている間にやっとトラムが来て、ノリのいいお姉さんが「わたしに任せて!」と言ってくれて教えてくれた停留所はさっきの勘どおりの場所で、そのまま降りて3分ほど歩いてホテルにチェックインしました。
※初めからUBER使えばよかった
クリチバの旧市街(セントロ)はホテルの数がたくさんあるけど正直気の利いたホテルが少なく、古めかしい昔からあるホテルを予約しましたが本当に古めかしかったです。しかし、お部屋は快適にリノベーションされていてベッドが快適で、ここに二泊したのですがいずれも気持ちよかった!
レセプションは英語通じずポルトガル語ができないとなるとたちまち不機嫌になるのですが(ブラジルはほぼそんな感じです)、唯一一人だけ英語を話せる絶対笑わない三枚目俳優みたいなオジサンのおかげでいろいろ助けてもらうこともありました。
クリチバ パレスホテル(旧市街)
※私が訪れた2023年2月は、一泊5,000円程度でした
クリティバ パレス ホテル (Curitiba Palace Hotel) -ブラジル-【 2023年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー (tripadvisor.jp)
ブラジルには珍しく英語ができるスタッフがいる、というだけで十分メリット大きいと思います。
実はこのホテルにしたのはもう一つ重要な理由があったのですがそれはまた次回に。
(結局肩透かしくらいましたが笑)
到着したのは日曜日の夕方で、とりあえず旧市街中心部にホテルを構えたし旧市街の位置関係も把握したいのですぐさまお散歩に出かけます。
しかし、兎にも角にもお店がほぼ閉まっていて、何の用事で歩いているのか分からない人たち幾名かを除き歩行者はほぼ皆無。
パンデミックの影響で街が消滅したのか??!!
旧市街よりも新市街に人々が流れドーナツ化現象が起こっているのだろうか??!!
と想像めぐらしましたが、単に日曜日で閉まっているというオチでした。
唯一空いてるのはなぜか女性向けのダサくてチープなアクセサリー店だけで、あとはホームレスや怪しい男性が時々オオ!!とか大声出して脅してくるくらいで全くやることない。
ふと見ると、やっと開いているお菓子屋さんを発見。
偶然にもサンパウロの知人がおすすめしていたお店だったので躊躇なく入る。
これが名物だと言っていたのでテイクアウトで一個もらい、あとはカフェすることにしました。
固めのドーナツかと思いきや、軽い触感のカリカリ菓子でした。日持ちしそうです。
店内めちゃくちゃかわいかったのですが、うまく写真で表現できていません。
クリチバでは有名店らしく、表彰状や有名人らしき写真も壁びっしり並んでいます。
Confeitaria das Familias (クリティバ) の口コミ302件 - トリップアドバイザー (tripadvisor.jp)
サービスエリアで食べたハンバーガーがまだずっしりおなかに残っているのでまったく空腹を感じませんが、せっかくですからね。
キッズがファミリーで来ててめちゃくちゃかわいい。
ショーケースに並んでいるお菓子もなんだかレトロでかわいくてなるべく小さめのものを探すのに必死。
結局このウサギみたいなケーキにしました💛
砂糖の塊食べさせられてるみたいで甘くて甘くてもう。。。涙目。
コーヒーでおかわりしたかったですが、思いっきり「ネスカフェ」と書いてあったので断念。
店員のおばさんがむちゃくちゃ親切で感じがよかったです。
この日はお夕飯テイクアウトしようかと街をぶらつきましたが、ほぼ全滅で閉まってるしおなか一杯だったし明日は朝食もつけてあるからこのままシャワーしてさっさと寝ることにし、あるもの(昨日買ったまずい揚げパンとかポテチ)をビールで流して終了。
夜は歩いている人はほぼいなくなり、怪しいホームレスたちがフラフラと歩きまくる風景へ。目の前のくたびれたビルはほぼ廃墟だし、「クリチバは恐ろしいところだ」とカーテンをしっかり閉めて寝ました。
※実はそこまで恐ろしくないことも判明しますがそれもまたあとでアップします
↓新しい機能ができたようなのでとりあえず貼っておきます
(ランキングなんか上がるわけないので期待はしてません)