今よりもっと若い頃、バーで流れていたテレビでナットキングコールをみた。
一寸たりとも離さないカメラ目線とベッタリしたラブソングに激しく拒否反応を示し、以来いいとも思ったことは一度もない。どのみち自分とはかけ離れた世代のジャンルだと眼中にもなかった。
しかし、先日とある場所で「なんかいいバラードだな」と思ったらナットキングコールではないか。なるほど、曲によってはそれなりに聴けるものもあるのだと知る。
今回買ったレコードは、知ってる曲と知らない曲とあったけど思ったよりも全然よかった。これまでの概念をあっという間に覆した。
一方で私もやはりこういうのをいいと思うようになってきたといのはそれなりに歳を取ってきたのかなぁなどと考える月曜の夜なのであった。
Nat King Cole
“Love is the Thing”
When I Fall in Love
Stardust
Stay As Sweet As You Are
Where Can I Go Without You?
Love Letters
Airn’t Misbehavin’
I Thought about Marie
At Last
It’s All in The Game
When Sunny Gets Blue
Love is The Thing
It’s All in The Gameはキースジャレットのバージョンが名盤中の名盤。そっちは数えきれないくらい聴いた。