今週はだいぶ復活してきたような気がするけどまだ先週の痛手から立ち上がってない。なので、今週もできるだけ運動しました。運動っていいです。モヤモヤしていることを100%忘れます。おそらく使う脳みそが真逆なんだろうと思う。
で、運動から帰ってきて、家にあるもので簡単に食事をしながらお酒をチビチビ「ノッティングヒルの恋人」を観ました。
かれこれ5、6回寝落ちしまくって何度も巻き戻してやっと観終わりました。
激しく寝落ちた身分で言うのもなんですが、昔観た時はつまらなかった印象しかなかったこの映画も、安定したイギリスのラブコメディ映画っていうのがいいなと思いました。とにかく気持ちが落ちてる時はある程度退屈させない軽い映画がもってこいなのであります。
- 音楽
ところでこの映画は私が当時大好きだったローナンキーティングのWhen you say nothing at all という歌が挿入歌で流れます。しかも、エンディングではBoyzoneのNo matter whatが流れて懐かしさにぶっ倒れそうになりました。いや〜Boyzoneでも当時ローナンキーティングの歌のうまさはぶっちぎりでしたからね。ソロになって正解。今はどうしてるんだろう。
当時はボーイズグループ全盛期で流行りました。バックストリートボーイズとか🤮あの時代です。アイドルポップスはあまり聴かないけど、No matter whatの特にサビの半音下がるあたりが大好きで、そういえばその曲のためだけにアルバム買った!思い出した。
証拠写真。
もう一つ、映画のワンシーンで Ain't No Sunshine という曲が流れるんですけど、そのシーンが秀一だった。ノッティングヒルは蚤の市で有名な場所ですが、そこをヒューがこの歌をバックに歩きながら季節がめぐるというシーンです。寝落ちしたままだったら完全に見逃してた。
「人差し指にジャケットを引っ掛ける」という作法もいかにも英国紳士風でさまになります。新橋のサラリーマンがやってもきっと同じようには見えない。
ただ、一言いいたい。
ジュリアロバーツとヒューグラントがどう見てもお似合いのカップルに見えない。
これって結構致命的。
実際はあんまり仲良くなかったのでは?と思ってしまうほど距離感を感じたのは私だけかもしれません。
こないだのキャサリンゼタ=ジョーンズとアーロンエッカートとは大違い。
あともう一つ、映画のシーンに「永遠の憧れ、ロンドンのリッツホテル」が出てきます。わたしがヨボヨボバーさんになったら泊まってみたいロンドンのリッツホテル。あと、サヴォイホテルも出てきますが、サヴォイって当時友人のフラットメイトがフロントやパティシエで働いてて、試作品のスワンのシュークリームを自宅でご馳走になった記憶があり、なんとなく親近感あります。行ったことはないけど。
映画の中でヒューがジュリアロバーツの記者会見に潜り込もうとしてサヴォイに行くのですが、フロントで入室許可証を出せと言われてブロックバスターの会員証をコンマ一秒でチラ見させたら「それビデオレンタルじゃん」とツッコまれたところがめちゃくちゃ笑った。
昔初めてイギリスに行った時に友達とノッティングヒルの蚤の市に行きました。そこでみんなで古着を買って自慢しあった懐かしい思い出があります。あの時のシャツ、もう捨てちゃった。これまでの人生は引っ越しばかりしてきてその度にいろんなものを捨ててきた。
物というのは不思議なもので、その時は全くなんの感情もなくても、私の場合失って数年すると執着が湧いてくる。
失くしたものに執着心を今更持っても仕方がないので諦めるけど、
もう二度と戻らないからそう思うのかも。