世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

レコードプレーヤー結果報告

さて、いろいろ大変だったレコードプレーヤー修理事件ですが、やっと修理屋さんと連絡が取れて無事戻ってきました。

 

不安要素が多く残る相手だったので、自宅には入れずマンションのロビーで引き渡しをお願いすることにして、管理人さんのお部屋の前で(第三者を間接的に入れて)やり取りをしました。

 

一年待たされた割に修理は完全に終わりきっておらず、肝心のボリューム調整の手直しが入っていなかったのは大変残念でしたが、ターンテーブルの不具合とアンプの一部を手入れしてくれたのでかろうじて聴くことはできるようになり、さらには(頼んでないけど)iPhoneと接続して使えるようにもしてくれました(サブスクの音楽をこのスピーカーで聴けるようになりました)。そして、いろいろ踏まえて全額返金を申し出てきてくれたので、グダグダ文句をいうのは諦めて、修理内容が明記されている明細書と返金額をその場で確認し、送料ですと言って端数を渡しました。助かりますと言って受け取ってくれました。

商売がうまくいかなくなり困っているんだとのこと。

自営業が大変なのはよくわかってる。

そんな中でよく耳を揃えて全額返してきたなあと、そこだけは感心した。

 

 

 

 

 

 

それにしてもまあなんというかこのオーディオ。

もともと古いし限界なんですよね。

今はとりあえず聴けるけど、この先また不具合が発生したらどうしよっかなってすごく悩んでます。いっそのことプレイヤーだけでも新しくしようかなと検討しているものの、近頃のプレイヤーはサイズが合わないので完全外付けとなってしまいます。

 

 

 

 

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 (背面のコード処理は後でやります)

 

 

ただ、別にもともと高価なものではない単なる昔のオーディオとはいえ、改めてこれでレコード聴くとその音の深さに改めて感動します。トミーフラナガンのピアノトリオをレコードで初めて聴いてみたら、ベースの弦を弾く細かいビブラート、パーカッションやドラムの小さなエコーまで聞こえてきて、まるでライブで聞いているかのような臨場感に感動しました。もともと録音がいい状態なだけなのかもしれないですけどね。

 

 

 

ちょっと頭の痛い悩み事を抱えることになるけれど、しばらくこのプレイヤーを使っていこうと思います。父の仏壇に線香をあげて報告も済ませました。

 

 

 

また、昔は耐え難いほどの退屈以外の何物でもなかったクラシックやオペラを近頃積極的に聴くようになり、在宅勤務中はすっかりNHKFM様様です。しかもタイミングがよく村上春樹さんがクラシックの本を出版したので早速購入し、手引き参考書として手元に置いています。

 

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 ジミー・スコットのnothing compares 2 U、大好きなバージョン。

最初聴いたときめっちゃくちゃカッコよくて全身がシビれそうになった。

これなんかもレコードで聴いたら良さげな感じがします。

 

 

youtu.be

 

 

 

 やっと、ホッとしました。長かったなあ。