メキシコシティはローマ地区の街歩き続編です。
今回は北エリアを歩いてみました。
バザーをやっていたので見てみます。
人の好みって時間を経て変わっていくんだなと思うのですが、数年前からこういう瓶にじわじわ興味を抱き始め、ほとんど無意識に集めています。緑のガラスはうちにも大小含めて三つありますが、新品よりもアンティークの方が断然味があって本当はいいです。
これなんかほんと珍しい。みたことない色味。
洗濯機も売ってました。
そういえばメキシコの洗濯機ってドラム式と同じ確率で縦型が多かったです。意外でした。
保護犬ワンチャンの集団に遭遇し、しばらくここで犬と遊びました。全員連れて帰りたい。
かわいいねえ、犬。
こんなに犬好きの自分がよく犬のいない生活をしているなと思うのですが、実は65歳になったら飼うと決めています。
周辺はずーっと並木道になっていて、昔ながらの街並みが続いています。
気持ち良さそうな週末の風景。
これは無理やり上に付け足しちゃったパターンなのでしょうか。背後に建ってるのかな。いずれ手間の建物は売りにでています。立派ですよね。これもスペインの影響なのかな。
Stanza Hotel.
隣の家が10階建に改築しようものならむちゃくちゃ揉めそうですね。
こんな古い家に住んでみたいと思うのですが、そういえば私もそういう家に何度か住んだことがありました。断水する、停電する、寒い、暑い、うるさい、全くロクなもんじゃなかったのを思い出しました。
でも人って環境に順応するようにできていて、「備える」という知恵を働かせるようになるのですね。この知恵が知らぬ間に自分のキャパシティをどんどん広げていくような気もします。
もちろん海外の家は見た目ボロくても中はこぎれいにリフォームしている場合も多く、そういう家に住める人はラッキーです。
タバスコという通りの名前がありました。タバスコ州というのもあります。でもタバスコをおいてあるお店は見たことがありません。なぜならチリソースは手作りしているからです!
(言っとくけどケチャップもタバスコもアメリカのものですからね!)
絵になる風景ばっかりなのよ。
この窓のデザインなんてたまらないし。しかも開くのね、上。
花屋さんの看板がシャレてるわ。このフォントやバランスや色彩感覚がいかにもメキシコ。
これだけ自然に溢れた界隈でこの手の商売は儲かりそうです。
番地。
それにしても立派な建物が並びますね。この紋章みたいな顔のついた玄関が多い。
これってスペインの名残なのかなあ。
人形ぶら下がっててかわいい。
上を見上げると凄まじい電線です!大丈夫ですかーー??
テラス席ゲットできてラッキーじゃん。
全体的に思うのが、「街が人と共存しながら経年劣化してきている」ような感じがします。それはローマにしてもハバナにしてもそうなんだけど、「大事にされてる感」が全然違います。人に愛されてきたものっていうのはちゃんと手入れも施されて継承されてアップデートされていくんだなと思いました。街の息遣いというのはそういうところに如実に現れるんだなあって思いました。
ローマ北エリア。いいところ。
この辺はお友達や仲良しの人たち、または大好きな人と一緒にとめどなく歩きながら過ごすにはもってこいのエリアです。派手さはないけど雰囲気がある。
さて、この辺りから賑やかなミュージックがどこからともなくズンズン響いてきます。
見るとバンドが公園の真ん中で演奏していました。野外ライブ。こんなに家が密集していても戸外の騒音をあまり騒音だと思ってないところがいかにもメキシコ。
(そうじゃなければまずこんなところで野外ライブはあり得ないから)
ここがリオ・デ・ジャネイロ広場。
有名な「カフェ トスカーノ」がこの広場の代表格。
ここで休憩しようかと思ったけど躊躇してやめた。だってすごい人なんだもん。
マンション、センスいいね。
再び、番地。
さっきから番地の主張がオシャレすぎないか?
(遠くから見てもめちゃくちゃ目立ってました)
メキシコって文字や数字を表現する方法がものすごく個性的。しかも街の雰囲気にも合っている。ピンク x ブルーもいいし、ピンク x グリーンも好きな組み合わせ。
ミントグリーンの壁!白いハイライトがさりげなく利いてます。
窓のデザインも好き。上の方、やっぱり開くのね。
犬が通り過ぎたのでいつものごとく写真。ゴールデンレトリバーを抱きしめたい。
このサボテン、ちょっとキモいんだけどよく見かけます。
リオ・デ・ジャネイロ広場になぜダビデ像が。
いや〜この建物もツボです。歩くたびに街全体が意表をついてきます。
メキシコシティは街そのものがレトロなデザインに溢れていてたまりません。
これなんかキレイなマンションだった。
窓の大きい家というのが憧れで。
しかも全面グリーンビューなのにさらにバルコニーが庭みたくなっている。肉眼で見るとものすごく圧倒的な存在感を放っている建物でした。
いいね!
ブッチャー&サンズ(笑)
犬どもめが!かわいすぎるぞこんちくしょうめが!
このエリアはいわゆるRoma Nordのリオ・デ・ジャネイロ広場周辺を歩くとたどり着きます。
自分が旅をするにあたって「よかったな」と印象に残る場所というのは、とにかくインスピレーションをとめどなく与えてくれて妄想をどんどん膨らませてくれるところというのが条件になります。だから新しく旅先を決める時はなんとなくそういう場所を選ぶようにしているし、そうであってほしいとの期待を込めて出かけます。
今回は完全なる一人妄想による建物ばっかりの写真になってしまいましたが、実際このエリアの美しさはこの全体的な街の雰囲気そのものにあるような気がしました。うまく伝わるといいのだけど。