サン・クリストバル・デ・ラス・カサスの記事は今回で6回目の投稿になるのに、まだ半日分しか進んでいない、、、。いかに自分のペースが亀の歩みかというのは薄々気づいてらっしゃるかもしれませんが、撮った写真をうまく選択できない優柔不断な性格が主に起因しています。ご辛抱ください。
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サンクリストバルデラスカサスのホテル。
サイトの写真を見る限りでは別にそれほどでもなさそうな感じだったので全く期待していなかったんだけど、人生で絶対に忘れられないホテルの一つとなった。
ここが今回泊まるお部屋。
お部屋の内部。とんでもなくシャレている!!!!
ベッド。写真が下手でうまく伝えられないけど、ベッドカバーのグラデーションが半端なくおしゃれで、一番上に重ねてある毛布がすごく手触りも良くむちゃくちゃインテリアの勉強になるようなセンスだった。うちのベッドカバーもいつかこんな風にしたいと思って先日まずは枕カバーから変えたのに、買った一週間後に洗濯して干したら風で飛んでどっかにいった。。。
バスルーム。お湯はふんだんにでる。アメニティも必要最低限なものが揃ってて意外。
(私が泊まるようなホテルのランクでは基本的にアメニティなんかない。いいとこ石鹸程度)
しかもタオルがふかふかで感動。
(私が泊まるようなホテルのランクではタオルはガッサガサで硬い)
私の場合、三日以上の滞在の場合はアパートメント、一泊二泊程度はホテル、と使い分けているのだけど、こんなホテルだったら一週間くらいいてもいいなと思えるほどだった。
ネスプレッソもついていて感動。
メキシコは生水がNGなので、ホテルには基本ミネラルウォーターのペットボトルが数本置いてある(無料)。だからこうやってすぐコーヒーを飲めるのはありがたかった。
お部屋の前。
この椅子でしばらく旅行の本を読んだり、目の前のパティオのお庭を眺めたり、鳥の声を聞いたりして時間を過ごす。至福の時間。空を見上げながら、ああ〜日本がどんどん遠くに感じると思ったのを覚えてる。これぞ良い旅の兆候。
ちょっとホテル全体を眺めに歩いてみる。
階段。ゴッホに教えてあげたいような美しい黄色の凹凸とグラデーション。
手すりのアイアンもいちいちかわいい。こだわりを感じるね。
離れに一軒家がある。
家族で泊まる人はあっちの離れに行くんだろうな。最高だね。別荘みたい。
(それか、二階はオーナーさんの自宅かもしれない!)
お庭が本当にきれい。やっぱり5月はお花が咲く季節だからどこに行っても絵になる。
やっぱまたメキシコに行くなら同じ時期がいいのかも。
これまで「あのホテルに泊まるためだけにまた戻りたい場所」というのが個人的にあって、ここも間違いなくランクインしたと感じた瞬間。
これまでいろんなところを旅しながら、自分がどんな傾向なのか、どんな場所だとリラックスできるのかをやっとこの数年わかったような気がしていて、いままでそれはずっとヨーロッパだと思っていた。だけど本当のところは地中海、アドリア海、エーゲ海などの海側の素朴なところが一番好きなんだと近頃分かったところにこのメキシコ。
いいなと思う場所は大抵の場合日本から遠く、直行便で一発ではなかなか行けない。
そればかりが残念。
手軽に行けるなら毎年でも行きたいくらい。
(この頃カメラを新調してからまだ一週間足らず。調整がうまくできずイメージにバラつきがあります、、、)
一階はちょっと日当たりがよくないけど、こちらもそれなりにシック。
それにしてもオーナーのセンスがいたるところに散りばめられていて本当に目から鱗が出る。こういう体験が地味に今後の自分にも影響を与えてくれるので、思いがけず出会えるとすごく嬉しい。インスピレーションを刺激されるのはいつでもウェルカム!
こういうのみちゃうと自分も下宿屋やりたいなと思う時があって、、、
やるんだったら海のそば。クロアチアとか。
なんたってクロアチアは近郊の国(モンテネグロ、コソボ、セルビア)もそれなりに観光国として頑張っているし、海越えりゃイタリアとギリシャだからね。楽しいと思う。ただし素朴なものが好きな人限定。ショッピングは皆無(ダサいおみやげしかないし)。暑いのが苦手で日焼けが嫌いな美白女子には厳しいかな。
最高。
こちらはいかにもメキシコな、というかいかにもチアパス州な雰囲気の置物。
このボンボンなんかもいかにもチアパス州!オアハカやサンクリストバルデラスカサスではいたるところに売っている。メキシコシティでもあるっちゃあるけど(シウダデラ市場に行けば)、シティよりもっと上の州ではこういうの絶対に見つけられないので「気になったら即買い」がメキシコのルール。
明らかに手作りの釜。今は使ってないのかな。釜といえばピザという発想しかないんだけど、他になんの用途があるんだろうと思ってしまうあたりに自分の貧民っぷりを感じる。。。
こんなすてきなパティオがどのお部屋からも眺められるようになっている。
エントランスのバーカウンターもチラリ。
これね。
ここに一泊しかしてないなんて我ながら自分を罵倒しまくりたい。
そういえばこのホテルで一度安否確認の記事アップしてました。
あとでまた「忘れられないホテル特集」やろうっと。