メキシコ、幸せ紀行の続き。
公民館でどっぷり自分世界に浸った後、カルメン教会の裏手の通りを歩く。
この辺りはちょっとした高級エリアの感じがした。
公共の施設がいくつか立ち並ぶようで、どこもお庭が手入れされていて本当にきれい。
なにこれ。すっごい美しいんだけど。
メキシコ人のセンスにもうこの頃から脱帽。文字通り帽子を取って頭下げたい気持ち!
サンクリストバルデラスカサスは道路も狭いので一方通行が多いせいか、とにかく交通量が多いので、写真もベストショットを取るにはタイミングが重要。
この写真も撮るのにしばらく待たないと車が写り込んじゃう。
こっち(下)は中途半端な画角のためボツ写真にしたけど、実際はこんな感じで車が写り込んだり人が往来している。どこに行ってもそう。割と人口密度は多いかも。観光客だけじゃなくて現地の人も多い。
というわけで例の教会にやってきた。
朝上から見たこの教会。
門が固く閉まっていて入れず。
再び歩く。
犬センサー発動!犬小屋発見!
しかしかわいいパティオ。スペインでもここまでの色彩センスあるかな?
カラフルさで言えば間違いなくメキシコに軍配。
いい町だねえーほんとに。こういう古めかしい町好きだなあ。
同じ古いでもハバナとはなにが違うんだろうと思うけど、ハバナは明らかにスラム。
ここはスラムじゃない。
その違い。
昼下がりに一人、少女は一体何を考えているのか。
相手も、異国から一人旅をしている自分を不思議に思っているのかもしれない。
一体何をしにこんなところまで来たのだろうかと。
そろそろお昼にしたいなと思い始めたところで、かわいい広場に出た。
かわいい!
かわいい!
かわいい!!!
どうしよっかなーーーーー!と思ったけど、、、
なんかメニューがイマイチ理解できないのと、
人がカフェしかしてないのが気になるからやめる。
何やら祭壇のようなものが。いかにもメキシコらしい。
くるっと回って、あら。朝登った教会が。
サンクリストバル教会、何度撮っても絵になる。
またふいに教会が現れる。これも上から見たやつ。
これ。
柵と柵の間から必死にレンズを挟み込んで撮った。
ちょうど足場を組んでいるところかな。あるいは外すところか。
あー、これはどなたかのブログか、ネットで検索して見たチョコレート屋さん!
かわいいね〜。
しかし、店内入らず素通りしてしまった。。。。
この頃水あたりにめちゃくちゃ気を遣っていたし、甘い飲み物もあまり好きじゃないし(タピオカミルクティーだってまだ飲んだことがない)ジュースも滅多に飲まない。
とはいえ、一生に一度しか行けない場所だよ。挑戦すればよかった。ばか!!
あらら。またカルメン教会が。なるほどこの街はソカロとカルメン教会を中心に町がつながってるんだ。オッケー、わかった。
(ここのお店でむちゃくちゃかわいい民芸品を見つけて、一旦考えようとして離れたけどやっぱり欲しくなって翌日買いに戻りました。今でも気に入っていて、ベットサイドのランプのヒモにぶら下げています。)
さて、本気でお昼を食べるところを探さないと。
もう、、、お腹減った、、、。
もうここでいいや(結局妥協)。
疲れた〜〜〜。夜行バス明けからのほぼ昼過ぎまで歩きまくり。
オアハカで夜にタコスちょっとでしょ、朝にパンとコーヒーとクラッカーと水でしょ。
それしか食べてないもん。
餓死寸前。
店内、誰も客おらず。
もう14時過ぎてたからかな、、、。
お店の人が来てメニューを置いていくけど、どうせ読めないからお肉が食べたいのと、できればメキシコっぽい料理がいいとだけ伝えると、今日のランチ定食を勧めてくれた。いいね〜それお願いします!
はい来た。
辛くないトマトスープ。ライムと玉ねぎはお好みでどうぞスタイル。
この頃はまだメキシコついたばかりだし、毎回この玉ねぎが生っていうところに警戒心を感じるけどこのあと旅の後半は全く気にしなくなるどころが屋台で普通に食べ始めるようになるので、慣れってある意味恐ろしいと思う。
スープっていいね。
胃に優しい。
旅で迷ったらスープいいかも。スープがメニューにあるような国ならば。
(ちなみにイタリアにはありません)
はい次。
お肉。
味は至って普通。
味付けは塩コショウのみ。
これを温かいトルティーヤに挟んで食べるもよし。
下の茶色いのはこの辺りの名物、モレ(オアハカでは上品な緑のモレを食べた)。
味は、簡単に表現すると味のないこしあん。
しかしこのモレ、、、この時は美味しく食べていたけど、どこに行っても必ず出てくるサイドメニューのようで、だんだんキツくなってきて最後はモレと私の戦いみたくなって行ったのだった。今後に乞うご期待。
お店はよく見るとかわいい。
ここはホテルのすぐそばのレストランだったので、一旦チェックインして部屋で少し休むことに決めた。
サンクリストバルデラスカサスって、もっと地方色溢れる田舎町と思っていたけど、観光客が(私のように)野を超え山を越えてやってくるほどの人気都市のようで、オアハカほど都会ではないにしても意外と安定した観光地なんだなって思うほど整備されていて治安もすごく良かった。
またここでメキシコの価値観がぐるっと覆されることになる。
この町も初日の午前中ですっかり気に入ってしまった。
続く!