Sarah Vaughan / Crazy and Mixed Up
寒くて手がずっと冷たいまま部屋にいる私をあったかい気持ちにさせるのが、おなじみサラ・ヴォーン。
これのAutumn Leaves(枯葉)は有名だけど、サラのスキャットは私には和田アキ子に聞こえてしまうので実はあまり好きじゃない(好きな方ごめんなさい)。
このCDは好き嫌いがでるかもしれないけど、1曲目の「I Didn't Know What Time It Was」だけでも聴き応え十分だと思います。
「私の手を取ったあなたは、5月の風のようにあたたかかった」
タイトル「時さえ忘れて」かー・・・・。英語のタイトルの方がいい。
この歌を聴いていると無心になれる。
気持ちがシーンとして穏やかになれる。
サラヴォーン。この低くて重みのある声といい、転がるようなピアノ。
ジャズ友曰く、「この低い声がピンポイントに入っちゃうのよね。」
音楽もちょっと前のを掘り返しては再び聴き直す、の繰り返し。
私は音楽を片時も離さないし、理屈抜きで敬愛している。
(だからと言ってCDショップの店員さんになりたいと思う事はないのよね)
わたくし今週珍しくまた風邪を引いてしまい(手羽先食べに行った時、厨房のそばがすごく寒かったからだと思う)、早めのパブロンも効かないので音楽治療しているところです。
このCDが終わったら次はトム・ウェイツ。
「酔いどれ詩人」ね(笑)。風邪が悪化したりして・・・・(ウソウソ)。