世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

2020 書き初め

新年明けました。

つたないブログですが、今年もダラダラ続きます。ご容赦願います。

 

去年の暮れに親戚の家に行ったのですけどその時にすっかり風邪を引いてしまい、それでも色々やらなくちゃならないことがいっぱいあって、やっと寝込むことができたのが大晦日の夕方。重い腰をあげてしぶしぶ元旦に病院に行くと、ガンガンに熱が上がってもう数日が経過してしまっているからインフルエンザの検査はピーク過ぎててできないと言われ、処方されたのが漢方薬。熱でフラフラするし関節は痛いし寒気もするのにここで漢方って、、と納得いかず、先生になぜ即効性のない漢方なのかを聞いてみるもイマイチ釈然としない回答。元旦だしこっちも万全じゃないし、これ以上聞いても納得できないそうだし、不愉快になる前に(もうなってるけど)病院を出て処方箋薬局で愚痴る。すると、「ウィルスは熱を上げることで抗体と戦って死ぬからあえて無理やり熱を下げることは逆効果なんですよ」とのこと。抗生物質で無理やり熱を下げてもウィルスを殺すわけじゃないから意味がないのだとか。

 

確かに風邪といえば問答無用で抗生物質を渡してくる医者のあり方もどうなのかとずっと思ってはいたけれど、熱を上げて苦しみ耐えよと迫る精神論に近い東洋医学もどうなのかと思う。出産でも西洋は無痛分娩が当たり前だけど、東洋は苦しみを持って生の誕生を実感すべし、とここでも精神論で訴えてくるところにそれぞれの根本的な考え方が大きく左右する。まあ私としてはどっちでもいいしどちらが正解ってこともないんだろうが、ここ何年かずっと主流だった抗生物質処方がそこまでNGだったというならば、我々患者はその間違った論法に何年も従ってきたわけだし今更「やっぱ違います」なんて言わないでよって思う。熱で病院に行ったのにある日突然漢方を渡されて「もっと熱上げてウィルスをやっつけて」と言われてもマジで戸惑うしかない。

 

矛盾してるけどなんか医者は持論を通したオリジナルのスタイルを貫けばいいんだと思うんですよね。絶対その方がいい。その中で患者側が自分にフィットしたスタイルの医者を選択していく時代になれば、もっと医療も活性化するんじゃないかと思うのですが素人目線ですみません。ちょっと医者の差別化が分かりにくいので患者はつまらないホームページの乏しい情報だけを見て治療方針もよく理解できないまま「賭け」をするしか手段がないというのが実情のように思います。

 

 

 

 

 

f:id:beabea-journey:20200102120452j:plain

(元旦はネズミパンを食べました)

 

 

 

 

 

さて、本題。

 

このブログ毎年恒例の新春書き初めです。

 

ちなみに去年の書き初めは「一拍おいて開きなおる」でした。

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

 

去年は誠心誠意を持って仁義を尽くすことに最大のエネルギーを注ぎ、歩み寄る闇一派を刀で容赦無くぶった斬る一年だった。「一拍おいて開きなおった」のは薙刀を下ろす前の精神統一の方にあてはまったかも。主旨はちょっと違うけどまあいいでしょう。

 

 

では2020年。

 

実は2020年の自分の姿を2016年くらいからず〜っとおぼろげに描いておりました。

それはポジティブな自分💗ではなく、「2020年はどうかXXXXXXに関わらなくて済みますように」という、若干逃げ思考💀の姿でした。この願いが数年かけてきっちり叶い、2020年は真っ白な画用紙に筆を下ろす、あるいはスタート地点にやっと並ぶ、再出発の年になります。2019年は好むと好まざるに関わらず本当にいろんな清算を繰り返してきました。

 

だから!

今年の再出発に向けて私の2020年の書き初めはこちらです。

 

 

 

 

 

f:id:beabea-journey:20200102120135j:plain

 

 

今年はただ単にゆらゆらと流れ風の吹くままにやっていこうと思います。

そう、凧のように。

風にも雨にも抵抗せず、やがて流れ流され落ちていく。。。

 

 

もう、、何も言わない!

(医者の悪口散々言った後だけど)

 

 

ってことで、今年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

旅先での短期滞在アパート

さて、メキシコシティの話をする前に短期滞在アパートについて話してみたいと思います。

 

自分の旅のスタイルとして昔からよくやっていたのが「短期滞在アパートを借りてホテル代わりにする」です。だからairbnbという仕組みができてから民家を借りるのが本当に楽になりました。それまではネットを駆使して仲介業者を探すか、オーナーと直接やり取りをして部屋を借りたりしていました。

 

 

自分の場合、3泊程度ならホテル、それ以上はアパートタイプと使い分けています。旅も長く続くと外食が辛くなってくるので自炊がしたくなる。現地のマーケットで食材を探して歩くのも楽しいし、疲れたときはあったかくて体に優しいものが食べたくなるから、大方の場合サラダや野菜スープを作ります。お鍋に多めに作って、翌日はパンだけ買い足して、お酒チビチビした後にあったかいスープを食べると芯から温まります。粗食だけどこれだけでものすごいご馳走に感じるのです。

 

 

野菜に関してはフランスやイタリアがとにかく美味しい。ニンニクは日本や中国とは比較にならない(香りと味が段違い)ので絶対買います。そして余るから日本に持って帰る。ブイヨンも然り。フランスのチキンブイヨンは素人をシェフにするほどの威力あり。

 

 

 

逆に宿泊日数が少ない場合は短期アパートは何かと面倒なのでホテルにした方が断然楽です。

 

 

では過去に泊まった旅先での短期アパートを片っ端から挙げてみます。

 

 

フランス編

 

ここのアパートには一ヶ月滞在したけど超ハズレだったなあ。。。今考えるとトンデモナイ貧乏くじを引かされた感じ。あれで850ユーロは高い。ここはフランスの地元新聞に載っていた物件で直接オーナーとやりとりして予約しました。オーナーはいい人だけど環境が劣悪だった。シャワー浴びに行くたびに鍵穴にタオルをかぶせて外から見えないようにしていました。昔の家の鍵穴って中見えちゃうくらい結構大きいんですよね。

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

 

 

 

ここはネットで探したアパート。立地も環境も抜群だし、部屋の間取りがちょうど良くて居心地よかったです。数年後再び泊まろうと思ってコンタクト取ってみたけどオーナーが変わってしまい連絡取れずじまい。

でも床の木目から虫が出てきたときはちょっとドン引きしました。。。

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

 

 

 

 

えーと、これは一部の方はご存知の「呪われた扉事件」アパート。これはairbnbで予約しました。扉は呪われていたけど、お部屋は本当に最高だった。朝は朝陽に夕方は夕陽に包まれて、冬のパリを過ごすにはとても気持ちの良いアパートでした。扉なんか私が直してやるからこの物件を買わせてくれと思ったほど(って買えないけどね)。

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

まあでもこの扉のせいで結構疲れたのは事実。トラウマでもう冬のパリには行きたくない。

 

 

 

 

イタリア編

 

イタリアは基本的に友人が泊めさせてくれることがほとんどなんだけれど、自分勝手でマイペースな私はたまに一人になりたい病が発生します。ここはBooking.comで見つけたキッチン共同のシェアアパートホテル。誰も宿泊客がいなかったのでほぼ独占。ローマに長いこと住んだ私でも納得の太鼓判。泊まるなら絶対ここ!

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

 

ドイツ編

 

今年の4月に行った時のアパートホテル。これもBooking.comで探しました。ここはあと5泊くらいしたくなるほど快適でした。一人じゃもったいないほど広い。ソファが硬くてものすごく快適。窓からの景色もいいし、ベッドルームでは毎朝鳥の鳴き声で目を覚ましました。朝食が焼きたてのクロワッサンと淹れたてのコーヒー。ロビーに自分で取りに行くパターン。

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

 

クロアチア

 

クロアチアはツァヴタットの短期アパート。クロアチアは予想に反して山ほどの物件が出てくるんだけど、「これ」というのがなかなかなくて実は探すのに苦労しました。そんな中ドヴロヴニク旧市街にまるで自分が昔から夢描いたような物件を見つけて胸が高鳴ったけど、立地が悪そうで泣く泣く諦めてここにしたら大正解。人生で一位か二位にくるほど最高の環境でした。「あいつがやってきそう」という予感が大当たりしたヤモリと後半は同居、最後はお友達に、、、(実際はほうきで威嚇)。

 

この物件は現地のエージェントを通して取りました。担当の人がむちゃくちゃいい人でしかも少し負けてくれました。もしまた戻ることがあれば迷わずここに泊まります。毎年通いたいくらい好きです。最後の夜は窓から見る流れ星を見て幸せに浸り泣いたほど。

 

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

 

メキシコ編

 

 

そして今回のメキシコシティ

ここはairbnbで取りました。ここは一目惚れした物件でした。実際行って見たらクロアチアに続き「もう日本に帰りたくない!」と駄々をこねたくなるほどの部屋でした。最高だったな、ここ。

 

 

f:id:beabea-journey:20191226231316j:plain

 

 

この家についてはまた詳しく記事にしてみたいと思います。

 

 

こうやって振り返ると、短期滞在アパートは概ね満足度が高いということが良くわかります。もちろん予期せぬトラブルはたまにありましたが、悪いオーナーにつかまされたわけでもなく金銭トラブルもなく快適に旅を続けることができました。何よりも帰ってきた時の安堵感は、えも言われぬ心地よさでした。

 

 

短期アパートが好きな理由って自炊だけじゃなくて、やっぱりヨーロッパに住んでいた時のことを思いだすからなのかもしれません。当時の自分にすっと戻っていくような自然な感覚です。

 

 

 

おまけ:

 

そういえばイスタンブールで一度だけアパートのようでアパートじゃないホテルに泊まったけどあれはひどかった。イスタンブールのホテルの快適度は値段に比例するのである程度出した方が満足度が高いと思います。私もまた今度行く時はちゃんとしたホテルに泊まりたい。ネズミや痴漢が出ないホテルに😭